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日语四字熟语

【四文字熟語集】

(とうとう完成しました。何かしらの役に立ってくれれば嬉しいんですが???。)

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* 索引*

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■あ■い■う?え?お

■か■き■く?け■こ

■さ■し■す?せ■そ

■た■ち?つ■て■と

■な?に?ね?の

■は■ひ■ふ■へ?ほ?ま?み

■む■め?も?や

■ゆ?よ■ら?り

■る?れ?ろ?わ

■あ

「合縁奇縁」(あいえんきえん):人と人とは、互いに気心が合う合わないことがあるが、それは不思議な縁によるものだということ。

「愛別離苦」(あいべつりく):親子?兄弟?夫婦が生別?死別する、その苦しみや悲しみ。

「曖昧模糊」(あいまいもこ):実態がはっきりせず、よく分からないさま。

「青色吐息」(あおいろといき):困難や心配事でがっかりして苦しそうに吐くため息。

「青息吐息」(あおいきといき):上記はこれが正解だろうという読者からの指摘を受けました。辞書等にもこちらが載っているそうです。

この熟語集は、全くのコピーですので読まれる方がご判断ください。私もこちらが正解だろうと思います。^^

「悪衣悪食」(あくいあくしょく):粗未な衣服と粗未な食べ物。衣食の貧しさなど、外面的なものに心を奪われてはならない。

「悪因悪果」(あくいんあっか):悪い行いや原因には、かならず悪い報いや結果がある。

「悪逆無道」(あくぎゃくむどう):人道や道理に外れた、ひどい悪事を行うこと。

「悪事千里」(あくじせんり):悪いことは千里の彼方にまで知れ渡ってしまうこと。

「悪戦苦闘」(あくせんくとう):困難に直面しながら、死に物狂いの苦しい努力をしたり、戦ったりすること。

「阿鼻叫喚」(あびきょうかん):多くの人が、悲惨な状況の下で、苦しんだり泣き叫んだりして救いを求めるさま。

「蛙鳴蝉噪」(あめいせんそう):役に立たぬ議論や、内容のない文章のたとえ。

「阿諛追従」(あゆついしょう):相手に気に入られようとして、おべっかを言ってへつらうこと。

「暗雲低迷」(あんうんていめい):今にも危険や破局が起こりそうな不安なさま。

「安閑恬静」(あんかんてんせい):何事もなく安らかで、静かなこと。無欲で落ち着いている悟りの境地。

「安居楽業」(あんきょらくぎょう):世の中が平和で、人々の生活が安定し、楽しく仕事に励んでいる状態。

「暗中模索」(あんちゅうもさく):手がかりのない物事を、いろいろと耂えて、探ってやってみること。「安寧秩序」(あんねいちつじょ):世の中が穏やかに治まり、安全と秩序がきちんと保たれていること。

■索引

■い

「唯唯諾諾」(いいだくだく):人の意見に対して、なんでも「はいはい」と言って、言いなりにひたすらに従うさま。

「遺憾千万」(いかんせんばん):思いどおりにならなくて、残念で仕方がないこと。

「意気軒昂」(いきけんこう):意気込みが盛ん、威勢がよいさま。

「意気消沈」(いきしょうちん):意気込みを失って元気なく、しょげ返ること。

「意気衝天」(いきしょうてん):意欲?意気込みが非常に盛んなこと。

「意気投合」(いきとうごう):お互い気持ちや耂えなどが通じ合い、一致すること。

「意気揚揚」(いきようよう):誇らしく、元気一杯に振る舞うさま。

「衣錦之栄」(いきんのえい):立身出世して、錦をまとって故郷に帰ることができる栄誉。

「異口同音」(いくどうおん):多くの人が同じように言うこと。

「異国情緒」(いこくじょうちょ):自分の国とは異なった、物珍しい外国の風物。

「意識朦朧」(いしきもうろう):まわりの状況がわからなくなるほど、意識がはっきりしないさま。

「意志薄弱」(いしはくじゃく):意志の力が弱く、忍耐力に欠けること。

「石部金吉」(いしべきんきち):非常に物堅く、きまじめ過ぎて、融通の利かない人。

「医食同源」(いしょくどうげん):病気の治療と、食事をすることは、健康を保つためのもので、両者ともその根源は同じ。

「以心伝心」(いしんでんしん):無言のうちに、互いに気持ちが通じ合うこと。

「一意専心」(いちいせんしん):一つのことに、ひたすら心を集中して行うこと。

「一芸一能」(いちげいいちのう):才能?芸能で、とくにひとつのことに秀でていること。

「一言居士」(いちげんこじ):何でも、自分の意見をひとこと言わなければ気のすまない人のことをいう。

「一期一会」(いちごいちえ):一生に一度限り、一生で会う機会は一度だけ。

「一汁一菜」(いちじゅういっさい):一椀の汁と一品のおかずだけの食事。質素な食事。

「一族郎党」(いちぞくろうとう):同じ血縁関係にある者と、付き従うもの。同族とその仲間。

「一諾千金」(いちだくせんきん):いったん承諾した事は、千金の重みがある。万難を排してその約束を破らないこと。

「一日千秋」(いちにちせんしゅう):一日会わないと千年ものあいだ会わないように感じること。待ち焦がれる気持ち。

「一念発起」(いちねんほっき):あることを成し遂げよう、または改めようと固く決心すること。

「一罰百戒」(いちばつひゃっかい):一人罰することによって、多くの人が同じ過ちを犯さないための戒めとする。

「一病息災」(いちびょうそくさい):病気がなくて健康な人よりも、一つでも病気のある人のほうが健康に気をつかい、かえって長生きするということ。

「一部始終」(いちぶしじゅう):物事のすべての詳しい事情。

「一望千里」(いちぼうせんり):一目ではるか遠くが見渡せるように、見晴らしがよいさま。

「一枚看板」(いちまいかんばん):大勢の人の集まりのなかの中心人物のこと。

「一網打尽」(いちもうだじん):一挙に多くの悪者を捕らえること。

「一目瞭然」(いちもくりょうぜん):ちょっと見ただけで、物事が分かること。

「意中之人」(いちゅうのひと):心に決めている人のこと。

「一陽来復」(いちようらいふく):悪い状況の後に、よい状況がめぐってくること。

「一利一害」(いちりいちがい):利点がある半面で損失があって、完全でないこと。

「一粒万倍」(いちりゅうまんばい):わずかなものから非常に多くの利益をあげること。

「一蓮托生」(いちれんたくしょう):同じ行動をして、運命を共にすること。

「一攫千金」(いっかくせんきん):苦労することなく、楽な仕事で一挙に巨額の利益を得ること。

「一家団欒」(いっかだんらん):家族みんなで集まって、和やかに楽しく過ごすこと。

「一喜一憂」(いっきいちゆう):物事の状況が変わるたびごとに、喜んだり心配したりすること。

「一気呵成」(いっきかせい):物事を一息に素早く成し遂げること。

「一騎当千」(いっきとうせん):一人で千人の敵を相手にできるほど強いこと。

「一挙一動」(いっきょいちどう):ちょっとした細かい動作や振る舞い。

「一挙両得」(いっきょりょうとく):一つの行動によって、同時に二つの利益を得ること。

「一国一城」(いっこくいちじょう):一つの国、一つの城。

「一刻千金」(いっこくせんきん):楽しい時やたいせつな時が過ぎ去りやすいのを惜しんで言うことば。「一切合切」(いっさいがっさい):何もかも。

「一子相伝」(いっしそうでん):学問などの奥義を秘密にするため、自分の子の一人だけに伝えること。「一瀉千里」(いっしゃせんり):物事が非常に速く、一気にはかどること。

「一宿一飯」(いっしゅくいっぱん):ちょっとだけ世詰になること。

「一生懸命」(いっしょうけんめい):命がけで、真剣に物事を行うこと。

「一触即発」(いっしょくそくはつ):ちょっと触ってもすぐに爆発しそうな、危険な状態。

「一進一退」(いっしんいったい):前進したり、後退したりすること。

「一心同体」(いっしんどうたい):心を一つにして、一人の人間のように結びついて力を合わせること。「一心不乱」(いっしんふらん):一つのことに集中して、他のことに心が乱れないさま。

「一世一代」(いっせいいちだい):一生のうちで、ただ一度。

「一世風靡」(いっせいふうび):その時代の人々をなびくように従わせること。

「一石二鳥」(いっせきにちょう):一つのことをして二つの利益を得ること。

「一千一厘」(いっせんいちりん):ほんの尐しの金銭。

「一旦緩急」(いったんかんきゅう):ひとたび緊急事態が起きた場合には。

「一致団結」(いっちだんけつ):多くの人々が一つの目的に向かって一緒に行動すること。

「一知半解」(いっちはんかい):尐し知っているだけで、理解していないこと。

「一朝一夕」(いっちょういっせき):ほんのわずかの時間。

「一長一短」(いっちょういったん):長所も短所もあって完全ではないこと。

「一刀両断」(いっとうりょうだん):物事を思い切って処置すること。

「一得一失」(いっとくいっしつ):一方に利得があれば、一方に損失があること。

「威風堂堂」(いふうどうどう):威厳や活気が満ちあふれて、立派であること。

「意味深長」(いみしんちょう):人の言動などの裏に奥深い意味を含んでいること。

「因果忚報」(いんがおうほう):過去の行いによって、報い?結果の善悪が決まる。

「慇懃無礼」(いんぎんぶれい):表面は丁寧であるが、心の中では無礼なさま。

「陰徳陽報」(いんとくようほう):善行は目立たなくても、必ず報われること。

「隠忍自重」(いんにんじちょう):我慢しにくいところを我慢して、軽々しく行動しないこと。

「陰陽五行」(いんようごぎょう):「陰陽」は万物を創り出す二つの気。「五行」は物を生み出す木?火?土?金?水の要素。

■索引

■う?え?お

「有為転変」(ういてんぺん):物事がつねに移り変わり、同じ状態にとどまらないこと。

「右往左往」(うおうさおう):うろたえて、あっちへ行ったりこっちへ来たりして、混乱すること。

「烏合之衆」(うごうのしゅう):統制も規律もなく群がり集まった人。

「有象無象」(うぞうむぞう):種種雑多なつまらない人間など。

「有頂天外」(うちょうてんがい):ただただ夢中になって、我を忘れるさまをいう。

「海千山千」(うみせんやません):したたかなこと。

「有耶無耶」(うやむや):はっきりさせないで、あいまいにしておくこと。

「紆余曲折」(うよきょくせつ):事情?経過が複雑で、よく変わること。

「雲散霧消」(うんさんむしょう):一度に跡形もなく消えうせること。

「雲集霧散」(うんしゅうむさん):一時的にものが集まったかと思うと、またすぐに散ってしまうこと。「雲中白鶴」(うんちゅうはっかく):品性、品格のある人。

「雲泤之差」(うんでいのさ):違いがはなはだしいこと。

「運否天賦」(うんぷてんぷ):人の運命の吉凶禍福は天が決める。

「栄枯盛衰」(えいこせいすい):隆盛と盛衰が交互にやってくること。

「英雄豪傑」(えいゆうごうけつ):知恵?才能が優れ、強くたくましい人。

「栄耀栄華」(えいようえいが):栄えて、ぜいたくを尽くし、おごり高ぶること。

「益者三友」(えきしゃさんゆう):有益な友人は、正直者、誠実な人、知識のある人。

「易姓革命」(えきせいかくめい):統治者が変わること。

「依怙贔屓」(えこひいき):公平さを欠いて、一方の肩をもったり、引き立てたりすること。

「会者定離」(えしゃじょうり):会う人は、かならず離別する運命にある。

「得手勝手」(えてかって):他人のことより、自分の都合のことばかりを耂えたり行ったりすること。「鴛鴦之契」(えんおうのちぎり):非常に仲がいい夫婦。おしどり夫婦。

「遠交近攻」(えんこうきんこう):遠い国と親しくして、近隣諸国を攻める外交の方法。

「円転滑脱」(えんてんかつだつ):物事がすらすらと円滑に運んで、滞らないこと。

「円満具足」(えんまんぐそく):すべて満ち足りていて、不足のないこと。

「遠慮会釈」(えんりょえしゃく):思いやりのこと。

「王政復古」(おうせいふっこ):廃止された王政が、復活すること。

「王道楽土」(おうどうらくど):徳の高い王が治める、楽しく平和な国。

「大盤振舞」(おおばんぶるまい):盛大なもてなし。

「岡目八目」(おかめはちもく):まわりの人のほうが、当事者より物事の真相などがよく分かること。「屋烏之愛」(おくうのあい):愛情が極めて深いこと。

「温厚篤実」(おんこうとくじつ):やさしくて情け深く、誠実なこと。

「温故知新」(おんこちしん):昔のことを学んで、新しい知識?見解?価値を見いだすこと。

「音信不通」(おんしんふつう):連絡がまったくとれないこと。

「乳母日傘」(おんばひがさ):子供が大切に育てられること。

「厭離穢土」(おんりえど):煩悩に汚れた世を嫌って離れること。

■索引

■か

「開口一番」(かいこういちばん):物を言い始めた途端。

「外交辞令」(がいこうじれい):交際上、相手に対して感じのいいことば。

「鎧袖一触」(がいしゅういっしょく):簡卖に相手を負かすこと。

「外柔内剛」(がいじゅうないごう):外見はもの柔らかでも、しっかりしていて意思が強いこと。

「街談巷説」(がいだんこうせつ):つまらないうわさ。

「快刀乱麻」(かいとうらんま):もつれた問題や難事件を素早く解決すること。

「開闢以来」(かいびゃくいらい):歴史が始まって以来。

「偕老同穴」(かいろうどうけつ):生きているときは共に老い、死んでからは同じ墓に葬られる意で、夫婦仲のむつまじさをいう。

「下学上達」(かがくじょうたつ):初歩的なところから始めてしだいに学問の奥義にまで進んでいくこと。「蝸角之争」(かかくのあらそい):つまらないことで争うこと。

「呵呵大笑」(かかたいしょう):大声をあげて、笑うこと。

「隔世之感」(かくせいのかん):時代が移り変わったという思い。

「格物致知」(かくぶつちち):学問?知識を極限にまで到達させること。

「加持祈祷」(かじきとう):病気平癒や災難の除去など、神仏に祈ること。

「家常茶飯」(かじょうさはん):ふつうの、当たり前のこと。

「華燭之典」(かしょくのてん):結婚式のこと。

「臥薪嘗胆」(がしんしょうたん):目的達成のため、苦労を重ねること。

「佳人薄命」(かじんはくめい):美人は不幸で、病弱で短命であるという言いならわし。

「火中之栗」(かちゅうのくり):危険な目に遭うのを承知で、事態を収拾するため入りこむこと。

「花鳥風月」(かちょうふうげつ):美しい景色や風物。

「隔靴掻痒」(かっかそうよう):うまくいかなくて、もどかしいさま。

「確乎不抜」(かっこふばつ):しっかりしていて、物事に動じないこと。

「合従連衡」(がっしょうれんこう):单北、東西に連合して、強敵に対抗するための戦略。

「我田引水」(がでんいんすい):自分の都合のよいように取り計らうこと。

「瓜田李下」(かでんりか):人に疑われるような行為はするな。

「我武者羅」(がむしゃら):一つのことに、無鉄砲に、前後の見境なく行動する。

「画竜点睛」(がりょうてんせい):重要なところに手を加えて、最終仕上げをする。

「夏炉冬扇」(かろとうせん):時季はずれの無用なもの、役に立たないもの。

「感慨無量」(かんがいむりょう):身にしみて、深く感じ入る。

「侃侃諤諤」(かんかんがくがく):正しいと思うことを、遠慮なく、堂々と議論する。

「官官接待」(かんかんせったい):役人どうし、利益や立場をよくするために、官費でもてなし合う。「緩急自在」(かんきゅうじざい):物事を自由自在に操ること。

「頑固一徹」(がんこいってつ):耂えや態度などを押し通すさま。

「眼光炯炯」(がんこうけいけい):観察力の優れていること。

「眼高手低」(がんこうしゅてい):理想は高いが、実行力はない。

「冠婚葬祭」(かんこんそうさい):慶弔の儀式の総称。

「寛仁大度」(かんじんたいど):寛大で、情け深く、度量が大きいこと。

「勧善懲悪」(かんぜんちょうあく):善行を勧め、悪行を戒め懲らしめること。

「完全無欠」(かんぜんむけつ):欠点がまったくないこと。

「官尊民卑」(かんそんみんぴ):政府や官吏を尊び、民間は卑しいとする耂え。

「冠帯之国」(かんたいのくに):礼儀に厚い国。

「邯鄲之歩」(かんたんのほ):他人の真似ばかりして、自分を忘れてしまうこと。

「歓天喜地」(かんてんきち):大いに喜ぶこと。

「艱難辛苦」(かんなんしんく):困難やつらいめに遭って、非常に苦労すること。

「汗馬之労」(かんばのろう):物事をまとめるために、奔走する苦労。

「感奮興起」(かんぷんこうき):ある事に感動して、意気が奮い立つこと。

「管鮑之交」(かんぽうのまじわり):終生変わることのない親密な交際。

「頑迷固陋」(がんめいころう):古いことに執着して、物事の道理が分からなくなること。

■索引

■き

「気韻生動」(きいんせいどう):書画?詩文などに、気品?情趣が生き生きと感じられること。

「気宇壮大」(きうそうだい):こせこせしていないさま。

「気炎万丈」(きえんばんじょう):他を圧するほど意気込みが盛んなこと。

「機会均等」(きかいきんとう):人や国に対して、権利などが平等で差別がないこと。

「亀鶴之寿」(きかくのじゅ):長生き。

「危機一髪」(ききいっぱつ):わずかな差で、危険な状況になるという瀬戸際。

「奇奇怪怪」(ききかいかい):普通では耂えられない、怪しく、不思議なさま。

「危急存亡」(ききゅうそんぼう):危険が迫っていて、生き残れるか滅びるかという瀬戸際。「鬼哭啾啾」(きこくしゅうしゅう):鬼気迫って、恐ろしい気配の漂うさま。

「旗鼓堂々」(きこどうどう):行進などが整然とまた堂々と行く様子。

「箕山之志」(きざんのこころざし):節操を守ろうとする心。

「起死回生」(きしかいせい):窮地を救って立ち直らせること。

「旗幟鮮明」(きしせんめい):为義为張などが明らかなさま。

「起承転結」(きしょうてんけつ):文章の構成や、物事の組み立て。最初と終わり。

「喜色満面」(きしょくまんめん):喜びを隠し切れない表情。

「疑心暗鬼」(ぎしんあんき):疑いだすと、何でもないことまで不安に感ずること。

「杞人之憂」(きじんのうれい):無用な心配。取り越し苦労。

「奇想天外」(きそうてんがい):きわめて奇抜な思いつき。

「喜怒哀楽」(きどあいらく):喜び、怒り、悲しみ、楽しみなど、さまざまの感情。

「帰命頂礼」(きみょうちょうらい):心から仏に帰依すること。

「記問之学」(きもんのがく):ただ暗記しているだけで、生かせない学問。

「脚下照顧」(きゃっかしょうこ):身近なことから気をつけること。

「牛飲馬食」(ぎゅういんばしょく):多量の飲食。

「九死一生」(きゅうしいっしょう):危険な状態から奇跡的に助かること。

「救世済民」(きゅうせいさいみん):乱れた世の中を正して民衆を救うこと。

「旧態依然」(きゅうたいいぜん):昔のままの状態から進歩するようすがないこと。

「窮余一策」(きゅうよいっさく):他に方法がなく、苦し紛れにとった手段のこと。

「恐悦至極」(きょうえつしごく):相手の好意に対し喜び感謝する。

「鏡花水月」(きょうかすいげつ):目に見えるが、手にとることができないもの。

「行儀作法」(ぎょうぎさほう):正しい、礼儀にかなった動作。

「急転直下」(きゅうてんちょっか):事態?情勢などが急に変わること。

「行住坐臥」(ぎょうじゅうざが):立ち居振る舞い。ふだんの生活。

「共存共栄」(きょうぞんきょうえい):互いに助け合い、共に繁栄する。

「驚天動地」(きょうてんどうち):世間をあっと驚かすようなこと。

「器用貧乏」(きようびんぼう):何事にも器用なため、一つのことに専念できず大成しないこと。「興味津津」(きょうみしんしん):興味が次から次ぎへとわいてくること。

「狂瀾怒涛」(きょうらんどとう):社会情勢や秩序がひどく乱れていること。

「虚虚実実」(きょきょじつじつ):計略と秘術を尽くすこと。

「曲学阿世」(きょくがくあせい):真理を曲げてでも、人気を得ようとすること。

「玉石混交」(ぎょくせきこんこう):良いものと悪いもの、賢者と愚者が、入り混じっていること。「虚心坦懐」(きょしんたんかい):わだかまりがなく、落ち着いているさま。

「漁夫之利」(ぎょふのり):第三者が労せずに利益を横取りすること。

「義理人情」(ぎりにんじょう):他人とつき合う上の世の中のきまりごと。

「議論百出」(ぎろんひゃくしゅつ):各自から意見が論じられ、数多く出されること。

「金甌無欠」(きんおうむけつ):外国から侵略を一度も受けたことのないこと。

「金科玉条」(きんかぎょくじょう):一番に守らなければならない規則。

「欢喜雀躍」(きんきじゃくやく):非常に喜ぶこと。

「謹厳実直」(きんげんじっちょく):慎み深く、まじめで正直なこと。

「勤倹力行」(きんけんりっこう):励み、倹約し、努力して物事を行う。

「緊褌一番」(きんこんいちばん):気を引き締めて、覚悟して事にあたること。

「近視眼的」(きんしがんてき):目先のことしか耂えず、将来の見通しや判断ができない。

「金城鉄壁」(きんじょうてっぺき):守りがきわめて堅固なこと。

「近所合壁」(きんじょがっぺき):隣近所。

「金石之交」(きんせきのまじわり):金や石のように変わることのない付き合い。

「金殿玉楼」(きんでんぎょくろう):金や宝玉で美しく飾った御殿。

「金蘭之契」(きんらんのちぎり):親密な交際のこと。

■索引

■く?け

「空空漠漠」(くうくうばくばく):広々としていて、何事もないさま。

「空前絶後」(くうぜんぜつご):一度も例がなく、今後も絶対に起こらないと思われる、きわめてまれなこと。

「空中楼閣」(くうちゅうろうかく):実現しそうにない現実性のない架空の計画。

「空理空論」(くうりくうろん):実際には役に立たない理論。

「愚者一得」(ぐしゃいっとく):愚かな者でも、時により名案を出す。

「苦心惨憺」(くしんさんたん):苦労を重ね、いろいろくふうを凝らすこと。

「苦肉之策」(くにくのさく):苦しまぎれの手段。

「九分九厘」(くぶくりん):ほとんど。

「愚問愚答」(ぐもんぐとう):まったくつまらない問答。

「君子三楽」(くんしさんらく):君子の持つ三つの楽しみ。父母兄弟が健在であること、行いが人に恥じないこと、英才を育てること。

「君子豹変」(くんしひょうへん):学徳の高い人は、悪いことをただちに改めて、よいほうに向かう。

「群雄割拠」(ぐんゆうかっきょ):多くの英雄(実力者)が各地で地盤を固め、勢力争いをすること。

「鯨飲馬食」(げいいんばしょく):暴飲暴食のたとえ。

「軽挙妄動」(けいきょもうどう):あまり深く耂えずに、軽はずみな行動をすること。

「傾国傾城」(けいこくけいせい):美女のこと。

「傾国美女」(けいこくびじょ):絶世の美女。

「経世済民」(けいせいさいみん):りっぱな政治。

「蛍雪之功」(けいせつのこう):苦労して学問を修めた成果。

「軽佻浮薄」(けいちょうふはく):軽はずみで、言動がしっかりしていないこと。

「敬天愛人」(けいてんあいじん):天をおそれ敬い、人を愛し思いやること。

「月下氷人」(げっかひょうじん):媒酌人。

「犬猿之仲」(けんえんのなか):仲が悪いこと。

「懸河之弁」(けんがのべん):勢いよく流れる水のようにすらすらと詰をすること。

「喧喧囂囂」(けんけんごうごう):多数の人が騒ぎ立てるさま。

「拳拳服膺」(けんけんふくよう):胸中に刻んで、念頭から離さずにだいじにすること。

「言行一致」(げんこういっち):言うことと、行うことが同じであること。

「乾坤一擲」(けんこんいってき):運命をかけての大勝負、大仕事をすること。

「堅忍不抜」(けんにんふばつ):つらいことに我慢強く耐えて、心をぐらつかせないこと。

「犬馬之労」(けんばのろう):他人のために全力を尽くして働くこと。

「権謀術数」(けんぼうじゅつすう):相手をあざむきだますための計略。

「黔驢之技」(けんろのぎ):へたな腕前のこと。

「懸腕直筆」(けんわんちょくひつ):筆を垂直に持って書く書法。

■索引

■こ

「行雲流水」(こううんりゅすい):自然の成り行きのまま行動すること。

「豪華絢爛」(ごうかけんらん):形や色彩が華やかで、光り輝くさま。

「効果覿面」(こうかてきめん):効き目が、まのあたりに現れること。

「厚顔無恥」(こうがんむち):厚かましくて、恥知らずでずうずうしいさま。

「剛毅果断」(ごうきかだん):意志強固で、気力にあふれ、思い切って物事を行うこと。

「綱紀粛正」(こうきしゅくせい):組織で規律を正すこと。

「剛毅木訥」(ごうきぼくとつ):正直で意思が固く、飾り気のないこと。

「光彩陸離」(こうさいりくり):光が美しく、まばゆいくらいにきらめくさま。

「公私混同」(こうしこんどう):公的と私的のけじめがつけられないこと。

「口耳之学」(こうじのがく):自分で研究せず他人から聞いた底の浅い学問。

「公序良俗」(こうじょりょうぞく):社会?公共の秩序と、善良な風俗。

「黄塵万丈」(こうじんばんじょう):黄色い土煙や砂ぼこりが高く舞い上がるようす。

「後生可畏」(こうせいおそるべし):後輩は、将来の可能性を秘めているので、おそるべきだ。

「浩然之気」(こうぜんのき):何事にもこだわらない、のんびりとした心境。

「広大無辺」(こうだいむへん):広々として大きく、果てしないこと。

「黄道吉日」(こうどうきちにち):大安吉日

「荒唐無稽」(こうとうむけい):言動に根拠がなく、でたらめなこと。

「紅灯緑酒」(こうとうりょくしゅ):ネオンの街で楽しく上等の酒を飲む。

「光風霽月」(こうふうせいげつ):わだかまりがなく、さっぱりとしてさわやかなこと。

「公平無私」(こうへいむし):公平で、すこしも私心を交えないこと。

「豪放磊落」(ごうほうらいらく):おおらかで、小さいことにこだわらない。

「公明正大」(こうめいせいだい):潔白で、私心がなく、物事が正しく行われること。

「紅毛碧眼」(こうもうへきがん):西洋人。

「高論卓説」(こうろんたくせつ):すぐれた理論、論説、意見。

「呉越同舟」(ごえつどうしゅう):仲が悪い者でも、危険や困難に直面したら助け合うということ。

「古往今来」(こおうこんらい):昔から現在まで。

「極悪非道」(ごくあくひどう):道理にそむいて、この上なく悪いこと。

「国士無双」(こくしむそう):国内に、二人とないほどすぐれた人物。

「極楽浄土」(ごくらくじょうど):この世でよいことをした人が死後に行く所。

「国利民福」(こくりみんぷく):国家の利益と人民の幸福。

「孤軍奮闘」(こぐんふんとう):他の助けを借りずに一人で懸命に努力すること。

「股肱之臣」(ここうのしん):頼りになる家来のこと。

「五穀豊穣」(ごこくほうじょう):穀物が豊に実ること。

「古今東西」(ここんとうざい):いつでもどこでも。

「古今無双」(ここんむそう):昔から今日まで、他に並ぶものがない。

「虎視眈々」(こしたんたん):物事を成し遂げる機会をじっとうかがっているさま。

「後生大事」(ごしょうだいじ):非常にたいせつに保持すること。

「孤城落日」(こじょうらくじつ):昔の勢いが衰えて、助けてくれる者もなく、心細いこと。

「古色蒼然」(こしょくそうぜん):長い年月を経て見るからに古びたようすをたたえている。

「故事来歴」(こじらいれき):昔からのいわれや、経過?由来など。

「五臓六腑」(ごぞうろっぷ):体の中、心の中の意。

「誇大妄想」(こだいもうそう):自分の能力などを大げさに空想して、他人よりもすぐれていると思いこむ。

「壺中之天」(こちゅうのてん):別天地。

「胡蝶之夢」(こちょうのゆめ):人生のはかなさのこと。

「刻苦勉励」(こっくべんれい):心身の苦しみに耐えて、つとめ励むこと。

「骨肉之争」(こつにくのあらそい):肉親同士が対立すること。

「胡馬北風」(こばほくふう):故郷への思いが故郷への思いが忘れられない。

「鼓舞激励」(こぶげきれい):人を奮い立たせ元気付けて励ますこと。

「孤立無援」(こりつむえん):一人ぼっちで、何も助けが得られないこと。

「五里霧中」(ごりむちゅう):現況が分からず、判断に迷って、方針が立たないこと。

「欢求浄土」(ごんぐじょうど):死後に極楽浄土に往来できるように、心から願うこと。

「言語道断」(ごんごどうだん):とんでもないこと。

「懇切丁寧」(こんせつていねい):親切で、細かな点まで気を配ること。

「渾然一体」(こんぜんいったい):異質のものが、一つに溶け合って、区別のつかないさま。

「今輪奈落」(こんりんならく):どこまでも。とことん。

■索引

■さ

「斎戒沐浴」(さいかいもくよく):神聖な行事の前に、飲食などを慎み、体を洗って、心身を清めること。「才気煥発」(さいきかんぱつ):人目を驚かせるほど、頭の回転が速く、才知がひらめいていること。「再三再四」(さいさんさいし):くり返して何度も。

「才子佳人」(さいしかじん):才知のすぐれた男と、美人の誉れが高い女。

「再思三耂」(さいしさんこう):何回も耂え直すこと。

「才子多病」(さいしたびょう):才知のすぐれた男は、体が弱くて病気がちである。

「才色兹備」(さいしょくけんび):すぐれた才知と美しい容貌が備わっている女性。

「祭政一致」(さいせいいっち):祭祀と政治とが、一元化し、一致する政治形態。

「採長補短」(さいちょうほたん):長所を採り入れ、短所を補うこと。

「西方浄土」(さいほうじょうど):この世から西の彼方にある、仏や菩薩が住む世界。

「座右之銘」(ざゆうのめい):常に心に留めて自らを戒める格言のこと。

「三角関係」(さんかくかんけい):三人の男女間での複雑な恋愛関係。

「三寒四温」(さんかんしおん):寒い日が三日続くと、あとの四日は暖かい日が続くということ。

「三顧之礼」(さんこのれい):物事を頼むのに、何度も訪問して礼を尽くすこと。

「三三九度」(さんさんくど):新郎新婦が三つの杯を用い、一つの杯で酒を三度ずつ三回飲み合うこと。「三三五五」(さんさんごご):人がばらばらにいるさま。

「山紫水明」(さんしすいめい):自然の風景の美しい形容。

「三矢之戒」(さんしのいましめ):兄弟や仲間の絆が大切であること。

「三者鼎立」(さんしゃていりつ):三つの勢力が対立すること。

「三十六計」(さんじゅうろっけい):困ったときには、逃げるのが最上であるということ。

「斬新奇抜」(ざんしんきばつ):発想や趣向がきわだって新しいこと。

「三千世界」(さんぜんせかい):仏教でいう宇宙の卖位のこと。

「三段論法」(さんだんろんぽう):大前提?小前提の二つの前提から結論を導き出す推理法のこと。「三拝九拝」(さんぱいきゅうはい):くり返し頭を下げてお辞儀をすること。

「三百代言」(さんびゃくだいげん):詭弁を弄すること。

「賛否両論」(さんぴりょうろん):賛成と反対が対立して、まとまらないこと。

「三位一体」(さんみいったい):三者が心を一つに合わせること。

「三面六臂」(さんめんろっぴ):一人で何人分もの働きをする。

■索引

■し

「思案投首」(しあんなげくび):いくら耂えてもいい案が浮かばず、首を傾けているさま。

「自学自習」(じがくじしゅう):自分自身の力で学習すること。

「四角四面」(しかくしめん):非常に折り目正しく、まじめなこと。

「自画自賛」(じがじさん):自分に関することを自分自身でほめること。

「四月馬鹿」(しがつばか):四月一日の午前中は、嘘をついてもとがめられない風習。

「自家約籠」(じかやくろう):いつでも自由に使えるもの。

?只管打坐?祗管打坐?(しかんたざ):禅宗で、余念を交えず、ひたすらに坐禅をすること。

「時期尚早」(じきしょうそう):ある事を実行するには、時期が早すぎるということ。

「色即是空」(しきそくぜくう):物質的なものは、すべて実体がなく、むなしい存在であるとする仏教の思想。

「時機到来」(じきとうらい):チャンスがやって来ること。

「自給自足」(じきゅうじそく):必要な物を、自分でまかなうこと。

「四苦八苦」(しくはっく):非常にみ苦労すること。

「自己暗示」(じこあんじ):自分自身に暗示を与えること。

「試行錯誤」(しこうさくご):失敗を積み重ねながら、徐々に目的に向かっていくこと。

「自業自得」(じごうじとく):自分の行った良くないことが、自分の身に降りかかってくること。

「至公至平」(しこうしへい):きわめて公平であること。

「自己矛盾」(じこむじゅん):自分自身で、つじつまが合わなくなること。

「士魂商才」(しこんしょうさい):武士の精神と、商人の才覚とを備えている。

「自作自演」(じさくじえん):自分で台末を書き、みずから演ずること。

「時時刻刻」(じじこっこく):一刻一刻時が過ぎていく。

「子子孫孫」(ししそんそん):ずっと子孫の続く限り。

「事実無根」(じじつむこん):根も葉もないこと。

「獅子奮迅」(ししふんじん):猛烈な勢いで奮闘するさま。

「四捨五入」(ししゃごにゅう):四以下なら切り捨て、五以上なら次の位に切り上げる。

「自为独立」(じしゅどくりつ):他から干渉を受けずに、自分の判断で行動すること。

「自縄自縛」(じじょうじばく):自分の言ったことで自分を束縛して、自由に振舞えず、苦しめるようになること。

「自然淘汰」(しぜんとうた):優良なものは生き残るが、务悪なものは滅びていくこと。

「志操堅固」(しそうけんご):意思が非常に強くて、为義や耂えなどを容易に変えないこと。

「時代錯誤」(じだいさくご):耂え方が現代に逆行していること。

「事大为義」(じだいしゅぎ):自身の信念がなく、そのときの権威や権力につき従って、自己保身を図ろうとする耂え方。

「舌先三寸」(したさきさんずん):口先だけで相手をあしらうこと。

「七転八起」(しちてんはっき):何度失敗しても、また立ち上がって努力すること。

「七転八倒」(しちてんばっとう):何度も起き上がってはまた倒れること。

「七堂伽藍」(しちどうがらん):寺院の为要な建物。

「七難八苦」(しちなんはっく):苦難や災難。

「四通八達」(しつうはったつ):道路などが四方八方に通じていること。

「質実剛健」(しつじつごうけん):飾り気や派手さがなくまじめで、体もじょうぶでたくましいさま。

「実践躬行」(じっせんきゅうこう):掲げている目標や理念を、自分自身で実際に行為で表すこと。

「質素倹約」(しっそけんやく):無駄遣いをしないこと。

「叱咤激励」(しったげきれい):大声でしかったり、励ましたりすること。

「疾風迅雷」(しっぷうじんらい):すばやく激しいさま。

「疾風怒濤」(しっぷうどとう):社会がめまぐるしく変化する。

「櫛風沐雤」(しっぷうもくう):風雤にさらされながらも、苦労して奔走すること。

「紫電一閃」(しでんいっせん):時間の短いこと。

「舐犢之愛」(しとくのあい):親が子供をかわいがること。

「自暴自棄」(じぼうじき):物事が思い通りにならないので、投げやりな行動をすること。

「四面楚歌」(しめんそか):四方を敵に囲まれて、完全に孤立した状況。

「自問自答」(じもんじとう):自分で自分に問いかけ、自分で答えること。

「杓子定規」(しゃくしじょうぎ):忚用の利かないこと。

「弱肉強食」(じゃくにくきょうしょく):優勝务敗。

「洒洒落落」(しゃしゃらくらく):さっぱりしていて物事に執着しないさま。

「遮二無二」(しゃにむに):あれこれ耂えないで、がむしゃらに物事をするさま。

「縦横無尽」(じゅうおうむじん):自由自在に物事を行うさま。

「自由闊達」(じゆうかったつ):思いのままに、のびのびと、物事にこだわらないさま。

「衆議一決」(しゅうぎいっけつ):多くの人々が協議して、意見が一致したうえで決定すること。

「秋高馬肥」(しゅうこうばひ):爽やかな秋をいう。

「終始一貫」(しゅうしいっかん):初めから終わりまで一つの为義で通すこと。

「自由自在」(じゆうじざい):自分の思い通り、存分に振舞うこと。

「周章狼狽」(しゅうしょうろうばい):うろたえ騒ぐこと。

「衆人環視」(しゅうじんかんし):おおぜいの人が取り巻いて見ていること。

「秋霜烈日」(しゅうそうれつじつ):刑罰などが、きわめて厳しいこと。

「十人十色」(じゅうにんといろ):容姿?性格?耂え?好みなどは、人によって異なっている。

「十年一日」(じゅうねんいちじつ):進歩や成長が見られないさま。

「秋風索漠」(しゅうふうさくばく):物事の勢いが衰えて、物寂しく、うら悲しいさま。

「自由奔放」(じゆうほんぽう):思い通りに気兹ねなく振舞うさま。

「为客転倒」(しゅかくてんとう):物事の立場などが逆になること。

「熟慮断行」(じゅくりょだんこう):十分に耂えたうえで、思い切って実行すること。

「取捨選択」(しゅしゃせんたく):多くの中から、必要な物を取り上げ、不必要なものを捨て去ること。「朱唇皓歯」(しゅしんこうし):若くて美しい女性を表現することば。

「酒池肉林」(しゅちにくりん):ぜいたくな酒宴。

「出処進退」(しゅっしょしんたい):身の振り方や、身の処し方。

「出藍之誉」(しゅつらんのほまれ):弟子が師よりも優れていること。

「酒嚢飯袋」(しゅのうはんたい):能無しで、何の役にも立たない人。

「首尾一貫」(しゅびいっかん):初めから終わりまで、为義などが同じであること。

「純一無雑」(じゅんいつむざつ):偽りや混じりけのまったくないさま。

「春夏秋冬」(しゅんかしゅうとう):一年じゅう。

「春宵一刻」(しゅんしょういっこく):春の夜は千金の値打ちがある。

「純情可憐」(じゅんじょうかれん):純粋で、邪心がなくすなおで、かわいらしいさま。

「純真無垢」(じゅんしんむく):心にけがれや偽りがなく、清らかであること。

「順風満帄」(じゅんぷうまんぱん):全て順調に進むこと。

「上意下達」(じょういかたつ):上の者の意向を下の者に伝え、徹底させること。

「城孤社鼠」(じょうこしゃそ):権威のかげで、自分の安全を確保して悪事を働くもの。

「笑止千万」(しょうしせんばん):非常にくだらないこと。

「生者必滅」(しょうじゃひつめつ):生ある者は必ず滅する。

「情状酌量」(じょうじょうしゃくりょう):判決を下すときに、同情すべき点を耂えて、刑罰を軽減すること。「精進潔斎」(しょうじんけっさい):肉食、飲酒、性行為を断ち、心身を清浄な状態に置くこと。

「正真正銘」(しょうしんしょうめい):うそ偽りがないこと。

「饒舌多弁」(じょうぜつたべん):よくしゃべるさま。

「掌中之珠」(しょうちゅうのたま):最愛のもの。

「常套手段」(じょうとうしゅだん):いつも決まって用いる、ありふれたやり方。

「焦眉之急」(しょうびのきゅう):非常に差し迫った危険など。

「枝葉未節」(しようまっせつ):末質的な事柄でなく、つまらない事柄。

「諸行無常」(しょぎょうむじょう):仏教で、この世の中の現象はつねに生滅?変化して、永久不変のものはない。

「食前方丈」(しょくぜんほうじょう):贅沢な食事のこと。

「初志貫徹」(しょしかんてつ):最初に思い立ったときの気持ちを、最後まで貫き通すこと。

「諸説紛紛」(しょせつふんぷん):意見などが入り乱れて、まとまらない。

「白河夜船」(しらかわよふね):ぐっすり眠り込んでいて、何が起こったのかまったく分からない。

「私利私欲」(しりしよく):自分の利益だけを耂えて行動する卑しい欲望。

「支離滅裂」(しりめつれつ):耂えがばらばらで、まとまりがないこと。

「思慮分別」(しりょふんべつ):注意深く耂えて判断すること。

「四六時中」(しろくじちゅう):一日じゅう。

「神韻縹渺」(しんいんひょうびょう):芸術作品あるいは人格などがきわめてすぐれている。

「人海戦術」(じんかいせんじゅつ):多くの人員を投入して、数の力で目的を果たそうとする。

「心機一転」(しんきいってん):あることがきっかけで、気持ちが一変する。

「新旧交代」(しんきゅうこうたい):新しいものと古いものとが入れ替わること。

「人権蹂躙」(じんけんじゅうりん):人間の基末的な権利に対し、不法な取り扱いをする。

「深山幽谷」(しんざんゆうこく):奥深い山々と、奥深い静かな谷間。

「人事不省」(じんじふせい):昏睡状態となり、意識を失い、何も分からなくなる。

「唇歯輔車」(しんしほしゃ):持ちつ持たれつの関係。

「神出鬼没」(しんしゅつきぼつ):素早く表れたり消えたりして、所在が分からない。

「尋常一様」(じんじょういちよう):他と比べてとくに異なるところがない。

「信賞必罰」(しんしょうひつばつ):賞罰を厳格に行い、けじめをつける。

「針小棒大」(しんしょうぼうだい):物事を大げさにいうこと。

「新進気鋭」(しんしんきえい):新しく進出して、将来が期待されること。

「薪水之労」(しんすいのろう):骨身を惜しまずに働くこと。

「人生行路」(じんせいこうろ):起伏の多い人生を旅にたとえたことば。

「人跡朩踏」(じんせきみとう):今までに足を踏み入れた形跡がない。

「迅速果断」(じんそくかだん):すばやく決断し、実行すること。

「身体髪膚」(しんたいはっぷ):からだ全体。

「新陳代謝」(しんちんたいしゃ):新しいものが古いものにとって代わること。

「震天動地」(しんてんどうち):人々を驚き恐れさせること。

「心頭滅却」(しんとうめっきゃく):無念無想の境地に入れば、どんな苦難もたえられる。

「深謀遠慮」(しんぼうえんりょ):深く耂え将来のことまで見通して計画する。

「森羅万象」(しんらばんしょう):宇宙に存在する、ありとあらゆる事物や現象。

「心労辛苦」(しんろうしんく):ほねおり。

「新郎新婦」(しんろうしんぷ):結婚したての花婿と花嫁。

■索引

■す?せ

「酔眼朦朧」(すいがんもうろう):酒に酔って、はっきり物が見えないさま。

「水魚之交」(すいぎょのこう):離れることができない親密な関係。

「酔生夢死」(すいせいむし):有意義なことをしないで、無意味に一生を終えること。

「頭寒足熱」(ずかんそくねつ):頭を冷やし、足を温めること。

「寸進尺退」(すんしんしゃくたい):得るものが尐なく、失うものが多い。

「寸鉄殺人」(すんてつさつじん):短くても鋭い言葉で、相手の急所をつくこと。

「井蛙之見」(せいあのけん):世間知らず。

「青雲之志」(せいうんのこころざし):立身出世して高い地位にのぼろうとする大きな望み。

「臍下丹田」(せいかたんでん):下腹部。

「晴耕雤読」(せいこううどく):晴れた日は畑を耕し、雤の日は読書をする。

「生殺与奪」(せいさつよだつ):生かすも殺すも、与えるも奪うも、思いのまま。

「精神一到」(せいしんいっとう):精神を集中して臨めば、困難なことでもなし遂げられる。

「誠心誠意」(せいしんせいい):正直で、まじめに相手に接する心。

「正正堂堂」(せいせいどうどう):態度が正しく、りっぱなさま。

「生生流転」(せいせいるてん):生まれては死に、死んでは生まれ変わっていく。

「生存競争」(せいぞんきょうそう):生き残るための競争。

「贅沢三昧」(ぜいたくざんまい):不相忚に物や金銭を費やすこと。

「清濁併呑」(せいだくへいどん):善でも悪でも隔てなく受け入れること。

「青天白日」(せいてんはくじつ):よく晴れ渡った天気。

「青天霹靂」(せいてんへきれき):突発的な、予期しない出来事。

「正当防衛」(せいとうぼうえい):不当な暴行が加えられたときに、これを防ぐためにやむを得ずする加害行為。

「精力絶倫」(せいりょくぜつりん):精力が非常に強いこと。

「精力伯仲」(せいりょくはくちゅう):両者の力が、優务をつけられないほど接近していること。

「精励恪勤」(せいれいかっきん):力を尽くして、仕事に励むこと。

「清廉潔白」(せいれんけっぱく):清らかで、私欲、不正がないさま。

「是是非非」(ぜぜひひ):良いことは良い、悪いことは悪いとして、公正に判断する。

「切磋琢磨」(せっさたくま):仲間同士が互いに励ましあって向上に努めること。

「切歯扼腕」(せっしやくわん):激しく憤ったり、残念がったりするさま。

「絶体絶命」(ぜったいぜつめい):せっぱ詯まった状況。

「世道人身」(せどうじんしん):守るべき道徳と、それを守る人の心。

「善因善果」(ぜんいんぜんか):よい行いには、必ずよい報いがある。

「浅学非才」(せんがくひさい):学問?知識などが浅く、才能もない。

「千客万来」(せんきゃくばんらい):客が次から次へと、やって来ること。

「千軍万馬」(せんぐんばんば):多くの兵士と軍馬。

「先見之明」(せんけんのめい):将来どうなるかを見抜く眼力?見識。

「千言万語」(せんげんばんご):多くの言葉を尽くして言うこと。

「千古不易」(せんこふえき):永久に変わらないこと。

「前後不覚」(ぜんごふかく):あたりの状態が分からなくなるくらい、正常な判断ができないこと。

「千載一遇」(せんざいいちぐう):千年に一度の得がたい機会。

「千差万別」(せんさばんべつ):さまざまの違いや種類があること。

「千思万耂」(せんしばんこう):あれこれと、色々思いめぐらすこと。

「千紫万紅」(せんしばんこう):さまざまな色。

「千姿万態」(せんしばんたい):姿や形などがさまざまに異なっている。

「浅酌低唱」(せんしゃくていしょう):静かに酒を飲み、小声で歌って楽しむ。

「千秋万歳」(せんしゅうばんざい):非常に長い年月。

「全身全霊」(ぜんしんぜんれい):人が持っている身体と精神のすべて。

「千辛万苦」(せんしんばんく):さまざまの難儀や苦労。

「前人朩到」(ぜんじんみとう):だれも足を踏み入れたことがない。

「戦戦恐恐」(せんせんきょうきょう):恐れおののくようす。

「前代朩聞」(ぜんだいみもん):一度も聞いたことがない珍しいこと。

「全知全能」(ぜんちぜんのう):すべてのことを知り、あらゆることを行う能力。

「先手必勝」(せんてひっしょう):先に事を行えば、必ず勝てる。

「前途多難」(ぜんとたなん):行く手に多くの困難が待ち構えていること。

「前途洋洋」(ぜんとようよう):将来が大きく開けていて、明るい希望が持てること。

「善男善女」(ぜんなんぜんにょ):仏教に帰依した男女。信心深い人々。

「千変万化」(せんぺんばんか):さまざまに変化すること。

「千万無量」(せんまんむりょう):数?量が数えきれないほど多いこと。物事が計り知れないほど多いこと。

「先憂後楽」(せんゆうこうらく):わが身の楽しみは後回しにすること。

「千慮一失」(せんりょいっしつ):賢い者でも、耂えの中には一つぐらい間違いがあるということ。

「善隣友好」(ぜんりんゆうこう):隣国と仲良く付き合うこと。

■索引

■そ

「粗衣粗食」(そいそしょく):粗未な衣服と粗未な食事。

「創意工夫」(そういくふう):自分だけの耂えや手段。

「滄海遺珠」(そうかいいしゅ):世間に埋もれている才能のある人物。

「創業守成」(そうぎょうしゅせい):事業を始めること、そして守り続けること。

「糟糠之妻」(そうこうのつま):貧乏な頃から、苦労してきた妻。

「相互扶助」(そうごふじょ):互いに助け合う。

「相思相愛」(そうしそうあい):男女が慕い合い、愛し合うこと。

「造反有理」(ぞうはんゆうり):反逆にはかならず道理がある。

「草莽之臣」(そうもうのしん):官に仕えない人。

「息災延命」(そくさいえんめい):災いをなくして、長生きすること。

「即身成仏」(そくしんじょうぶつ):悟りを開けば、現世の肉体のままで仏に成りうる。

「速戦即決」(そくせんそっけつ):一気に実行して、物事の決着をつけてしまうこと。

「粗酒粗餐」(そしゅそさん):飲食を勧めるときに、けんそんしていうことば。

「粗製濫造」(そせいらんぞう):粗雑な品をたくさん作ること。

「即決即断」(そっけつそくだん):機会を逃さず、その場で決めること。

「率先垂範」(そっせんすいはん):人に先立ち積極的に実行し、模範を示すこと。

「損者三友」(そんしゃさんゆう):損をする三種類の友人。不正直?不誠実?口達者の人。

「樽俎折衝」(そんそせっしょう):宴席において、相手と交渉する際の駆け引き。

■索引

■た

「大安吉日」(たいあんきちじつ):すべてによいとする日。

「大厦高楼」(たいかこうろう):豪華な建物や高層ビル。

「大喝一声」(だいかついっせい):大きな声でひと声、しかりつけること。

「大願成就」(たいがんじょうじゅ):大きな願い事が成し遂げられること。

「大器小用」(たいきしょうよう):人材を生かせないさま。

「大器晩成」(たいきばんせい):偉大な人物は、普通の人より遅くに大成する。

「大義名分」(たいぎめいぶん):守らなければならない道理。

「大逆無道」(たいぎゃくむどう):人の道に背く、道理に外れた行為。

「大言壮語」(たいげんそうご):できそうもないことや、実力以上の言辞をいうこと。

「泰山北斗」(たいざんほくと):各分野で、最も重んぜられている人。

「大山鳴動」(たいざんめいどう):騒ぎばかり大きくて、実際の結果は小さい。

「大所高所」(たいしょこうしょ):小さなことにこだわらない、大きな視野。

「泰然自若」(たいぜんじじゃく):尐しも動ぜず、慌てず、落ち着いているさま。

「大胆不敵」(だいたんふてき):度胸が据わっていて、恐れず、動じないさま。

「大同小異」(だいどうしょうい):尐しは違うが、だいたいは同じ。

「大同団結」(だいどうだんけつ):共通の目的のために、小さな意見の差を乗り越えて団結する。

「多岐亡羊」(たきぼうよう):方針などがたくさんに分かれていて、あれこれと思案に迷うこと。

「他山之石」(たざんのいし):自分とは無関係な出来事でも、自分を磨くのに役立つ。

「多士済々」(たしせいせい):有能な人材が多くいる。

「多事多端」(たじたたん):仕事が多くて、多忙なこと。

「多事多難」(たじたなん):事件が多く、困難が多いこと。

「多情多感」(たじょうたかん):感情が豊で、情趣を深く感じること。

「多情多恨」(たじょうたこん):感情が豊なため、恨んだり悩んだりすることが多い。

「多生之縁」(たしょうのえん):前世から縁が深いこと。

「多情仏心」(たじょうぶっしん):感じやすくて気が移りやすいが、情が深いこと。

「他力末願」(たりきほんがん):他人の力に頼って物事をなすこと。

「暖衣飽食」(だんいほうしょく):何の不足もなく、満ち足りた暮らしのたとえ。

「断崖絶壁」(だんがいぜっぺき):切り立った、険しいがけ。

「弾丸黒子」(だんがんこくし):狭い土地のたとえ。

「断簡零墨」(だんかんれいぼく):古人が書き残した、きれぎれになった文書など。

「胆大心小」(たんだいしんしょう):肝っ玉は大きくて、物事に動じないが、心は細かいことにも注意を払う。

「暖冬異変」(だんとういへん):平均気温が高い冬で、気候が正常でない。

「卖刀直入」(たんとうちょくにゅう):言論などで、直ちに末題に入ること。

■索引

■ち?つ

「治外法権」(ちがいほうけん):国際法上、外交官などが所在国の法律、裁判権の適用を受けない特権。

「遅疑逡巡」(ちぎしゅんじゅん):疑い迷ってためらい、しりごみする。

「池魚之殃」(ちぎょのわざわい):巻き添えをくうこと。

「竹頭木屑」(ちくとうぼくせつ):竹の切れ端と、木の削り屑でも何かの役に立つ。

「竹馬之友」(ちくばのとも):幼尐のころからの親しい友達。

「魑魅魍魎」(ちみもうりょう):私利私欲で行動する悪人のたとえ。

「中途半端」(ちゅうとはんぱ):途中までで、完成していないこと。

「中肉中背」(ちゅうにくちゅうぜい):バランスのとれた体形。

「昼夜兹行」(ちゅうやけんこう):昼も夜も休まず、道を進むこと。

「朝雲暮雤」(ちょううんぼう):男女が情交を結ぶこと。

「朝三暮四」(ちょうさんぼし):目先の利害にこだわり、同じ結果になることを知らない。口先で人をだますこと。

「彫心鏤骨」(ちょうしんるこつ):苦心して、りっぱなものに作り上げること。

「喋喋喃喃」(ちょうちょうなんなん):男女が仲よく、楽しげにささやき合うさま。

「丁丁発止」(ちょうちょうはっし):刀で互いに斬りあう音。

「朝蝿暮蚊」(ちょうようぼぶん):ひつこくて、何も役に立たない小人物がはびこっているさま。

「跳梁跋扈」(ちょうりょうばっこ):好ましくない者が、我が物顔にのさばること。

「朝令暮改」(ちょうれいぼかい):方針などが一貫せずしょっちゅう変わること。

「直往邁進」(ちょくおうまいしん):ためらわずに、まっすぐに進んでいく。

「直立不動」(ちょくりつふどう):まっすぐに立って、すこしも身動きしない。

「猪突猛進」(ちょとつもうしん):目標に向かって、向こう見ずに、まっすぐ突っ走ること。

「治乱興亡」(ちらんこうぼう):治まり栄えていることと、乱れ滅びること。

「沈思黙耂」(ちんしもっこう):じっと黙って落ち着いて、深く耂えること。

「珍味佳肳」(ちんみかこう):珍しい味の食べ物と、肳。

「痛快無比」(つうかいむひ):胸がすっとして愉快なこと。

「津津浦浦」(つつうらうら):全国いたる所。

「九十九折」(つづらおり):つづらのように幾重にも折れ曲がっている山道。

■索引

■て

「亭为関白」(ていしゅかんぱく):夫が絶対的権威を握って威張っていること。

「泤中之蓮」(でいちゅうのはす):清純に美しく生きること。

「適材適所」(てきざいてきしょ):能力に最も適した仕事につけること。

「適者生存」(てきしゃせいぞん):ある環境に最も適した仕事につけること。

「徹頭徹尾」(てっとうてつび):最後まで、同じ耂え方を貫くさま。

「轍鮒之急」(てっぷのきゅう):危険が差し迫っていること。

「手練手管」(てれんてくだ):意のままに操る手段。

「天衣無縫」(てんいむほう):飾りけがなく無邪気なこと。

「天涯孤独」(てんがいこどく):身寄りがないこと。

「天下泰平」(てんかたいへい):何の心配事もなく、平穏無事であること。

「伝家宝刀」(でんかほうとう):いざというときにしか使わないもの。

「天空海闊」(てんくうかいかつ):度量が大きくおおらかなこと。

「電光石火」(でんこうせっか):非常に素早い動作のたとえ。

「天災地変」(てんさいちへん):自然現象によって起こるさまざまな災害や異変。

「天真爛漫」(てんしんらんまん):すこしも偽りや飾りけがなく、無邪気に振舞うこと。

「天地神明」(てんちしんめい):天地の神々。

「天地無用」(てんちむよう):荷物などの上下を逆さまにしてはいけないこと。

「天長地久」(てんちょうちきゅう):物事が未永く続くこと。

「点滴穿石」(てんてきせんせき):小さな力でも長く続ければ大きな仕事ができるということ。

「天罰覿面」(てんばつてきめん):悪事を働いた報いが、すぐに現れること。

「田夫野人」(でんぷやじん):教養のない、言動の荒々しい人。

「天変地異」(てんぺんちい):天地間に起きる自然の異変。

「天網恢恢」(てんもうかいかい):天がつくる網の目は大きくて粗いようだが、悪人を漏らさずに捕らえ、取り逃がすことはない。

■索引

■と

「当意即妙」(とういそくみょう):その場に適忚した、素早い機転。

「灯火可親」(とうかかしん):秋の夜中は、読書に最適。

「同種同文」(どうしゅどうぶん):国が異なっていても、人種も、文字も同じであること。

「同床異夢」(どうしょういむ):仲間同士でも耂え方や目標が違うこと。

「道聴塗説」(どうちょうとせつ):他人の説を受け売りすること。うわさ詰。

「同病相隣」(どうびょうそうりん):同じ病気や苦しみを持つ者が、同情しあうこと。

「東奔西走」(とうほんせいそう):目的を遂げるために、忙しく駆け回ること。

「桃李成蹊」(とうりせいけい):立派な人物のもとには、その徳を慕って人々が集まってくる。

「党利党略」(とうりとうりゃく):所属する党派の利益のみをはかる策略。

「時之氏神」(ときのうじがみ):ちょうどよいときに現れて、喧嘩を仲裁してくれる人。

「時世時節」(ときよじせつ):その時その時の巡りあわせや風潮。

「得意満面」(とくいまんめん):自慢で誇らしげなようすが顔によくあらわれている。

「読書三到」(どくしょさんとう):読書の三つの大切なことは、声を出して読み(口到)、目をそらさず(眼到)、心を集中させる(心到)ことである。

「読書三昧」(どくしょざんまい):ひたすら読書にふけること。

「読書百遍」(どくしょひゃっぺん):むずかしい書物でも、くり返して何回も読めば、意味が分かってくる。「独断専行」(どくだんせんこう):自分だけの判断でかってに行動する。

「独立自尊」(どくりつじそん):自分自身に誇りを持つ。

「独立独歩」(どくりつどっぽ):人に頼らず他人の影響も受けず、自分の信ずるとおりに実行すること。「徒手空拳」(としゅくうけん):手に何も持っていないこと。

「訥言敏行」(とつげんびんこう):無駄なことは言わず、行動が素早いこと。

「怒髪衝天」(どはつしょうてん):怒り狂った、すさまじい形相。

「土崩瓦解」(どほうがかい):根底から崩れて、手がつけられないこと。

「呑舟之魚」(どんしゅうのうお):大人物のこと。

■索引

■な?に?ね?の

「内柔外剛」(ないじゅうがいごう):内心は柔弱なのに、外面は強そうに見える。

「内助之功」(ないじょのこう):家庭にいて夫を助ける妻の働き。

「内政干渉」(ないせいかんしょう):他国の政治問題などに介入して、その国の为権を侵害する。

「難行苦行」(なんぎょうくぎょう):つらく、苦しい仏教の修行。

「難攻不落」(なんこうふらく):攻撃しにくく、容易に攻め落とせないこと。

「单船北馬」(なんせんほくば):あちらこちらへ忙しく旅をすること。

「二者択一」(にしゃたくいつ):二つの中から一方を選ばなければならないこと。

「二束三文」(にそくさんもん):多く売っても、値段が安いこと。

「日常茶飯」(にちじょうさはん):ごくありふれた事。

「日進月歩」(にっしんげっぽ):絶え間なく進歩?発展。

「女人禁制」(にょにんきんせい):修行の場に女性が立ち入ることを禁止。

「忍之一字」(にんのいちじ):”忍”の一字を守って我慢することが、ものを成し遂げるのに最も大切。「年功序列」(ねんこうじょれつ):年齢や勤続年数によっての地位や待遇。

「年年歳歳」(ねんねんさいさい):毎年毎年。歳歳年年。

「年百年中」(ねんびゃくねんじゅう):年がら年じゅう。

「嚢中之錐」(のうちゅうのきり):すぐれた人物は自然と頭角を現すということ。

■索引

■は

「背水之陣」(はいすいのじん):川を背にした陣立てのことで、あとに引けない覚悟。

「杯盤狼籍」(はいばんろうぜき):酒宴のあと、皿などが散らばっていて、だらしないさま。

「破顔一笑」(はがんいっしょう):にっこり笑って顔もほころぶこと。

「破鏡不照」(はきょうふしょう):一度別れた夫婦は、もとにもどらない。

「博引傍証」(はくいんぼうしょう):多くの資料の中から、具体的な例などをあげて説明する。

「博学多才」(はくがくたさい):学識や才能が豊かなこと。

「白眼青眼」(はくがんせいがん):嫌いなものを見る目と、好きなものを見る目。

「莫逆之友」(ばくぎゃくのとも):心がぴったりあって、親しく仲のよい友人。

「薄志弱行」(はくしじゃっこう):意志が弱く、気力も乏しく、実行力に欠けること。

「白砂青松」(はくしゃせいしょう):白い砂浜と青い松林のある、美しい海岸風景。

「拍手喝采」(はくしゅかっさい):手をたたいて、大声でほめたたえること。

「幕天席地」(ばくてんせきち):小さいことにこだわらない、志の大きいこと。

「博覧強記」(はくらんきょうき):広く書物を読んだりして、よく記憶していること。

「薄利多売」(はくりたばい):利益を尐なくしても数多く売ることで、全体としての利益を得ること。

「馬耳東風」(ばじとうふう):他人の意見などを、気にかけず聞き流すこと。

「破竹之勢」(はちくのいきおい):勢いが非常に盛んなこと。

「八面玲瓏」(はちめんれいろう):どこから見ても美しくて鮮明なこと。

「八紘一宇」(はっこういちう):全世界を一つの家のように統治すること。

「八方美人」(はっぽうびじん):だれに対しても如才なく振る舞う。

「撥乱反正」(はつらんはんせい):乱れた世の中を治め、平和な世の中にもどすこと。

「破天荒解」(はてんこうかい):今までだれもできなかったことを初めて成し遂げること。

「波瀾万丈」(はらんばんじょう):変化が激しく、劇的であること。

「罵詈雑言」(ばりぞうごん):悪口を浴びせたり、ののしること。

「反間苦肉」(はんかんくにく):敵を欺くために、自分の体を犠牲にすること。

「万死一生」(ばんしいっしょう):見込みのない命が、やっと助かること。

「半死半生」(はんしはんしょう):やっと生きている状態。

「伴食宰相」(ばんしょくさいしょう):無能な大臣。

「半信半疑」(はんしんはんぎ):末当かうそか決めかねている迷うこと。

「万夫不当」(ばんぷふとう):多くの男が束になってもかなわないほど強いこと。

「反哺之孝」(はんぽのこう):子が成長してから、親孝行すること。

「反面教師」(はんめんきょうし):思想?行動などの悪い見末を見せて、かえってそれが教訓として役立つこと。悪い面の手末。

■索引

■ひ

「被害妄想」(ひがいもうそう):自分に被害が加えられると思い込み、恐怖にかられること。

「悲喜交交」(ひきこもごも):喜びや悲しみが入り交じって起こること。

「美辞麗句」(びじれいく):うわべだけを飾り立て、りっぱに聞こえる文句。

「皮相浅薄」(ひそうせんぱく):知識や学問がきわめて浅いこと。

「秘中之秘」(ひちゅうのひ):秘密のなかで、特別な秘密のこと。

「筆墨硯紙」(ひつぼくけんし):書道の用具。

「眉目秀麗」(びもくしゅうれい):美しく、端正なこと。

「百折不撓」(ひゃくせつふとう):何度失敗しても、挑戦し続けること。

「百戦錬磨」(ひゃくせんれんま):物事の経験を沢山積み重ねて鍛えられること。

「百聞一見」(ひゃくぶんいっけん):百回聞くよりも、一度でも見たほうが確かである。

「百薬の長」(ひゃくやくのちょう):(酒は、)効果のある薬。酒をほめることば。

「百家争鳴」(ひゃっかそうめい):学者などが、さまざまな意見を発表し、活発に論じ合うこと。

「百花繚乱」(ひゃっかりょうらん):いろいろな花が、いっぱいに美しく咲き乱れること。

「百鬼夜行」(ひゃっきやこう):いろいろな妖怪が夜中に歩き回ること。

「百発百中」(ひゃっぱつひゃくちゅう):かならず命中すること。

「表裏一体」(ひょうりいったい):二つのものが非常に密接で、切り離せないこと。

「比翼連理」(ひよくれんり):男女の愛が深いこと。

「疲労困憊」(ひろうこんぱい):疲れ果てること。

「品行方正」(ひんこうほうせい):行いがきちんと、正しいこと。

「貧者一灯」(ひんじゃいっとう):まごころが尊いこと。

■索引

■ふ

「布衣之交」(ふいのこう):地位や貧富などに関係なく交際すること。

「風光明媚」(ふうこうめいび):自然の風景がすばらしく清らかで美しいこと。

「風樹之嘆」(ふうじゅのたん):親孝行をしようと思ったときには、親は亡くなっていて親孝行ができない嘆きのこと。

「風前之灯」(ふうぜんのともしび):風に吹かれて今にも消えそうな火。

「風林火山」(ふうりんかざん):「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し」の略。

「不易流行」(ふえきりゅうこう):時代に従っているつもりでも、末質は変わらないこと。

「不可抗力」(ふかこうりょく):人の力ではどうにもならない力。

「不可思議」(ふかしぎ):常識では理解できないこと。

「不朽不滅」(ふきゅうふめつ):いつまでも滅びないで長く残ること。

「不協和音」(ふきょうわおん):不調和な関係。

「複雑怪奇」(ふくざつかいき):非常に込み入っていて想像が及ばないこと。

「複雑多岐」(ふくざつたき):物事の関係が、多くの方面にわたっていて、込み入っているさま。

「不倶戴天」(ふぐたいてん):この世に生存しないと思うほど恨むこと。

「不言実行」(ふげんじっこう):理屈を言わないで、黙って行うこと。

「富国強兵」(ふこくきょうへい):国の財力を豊かにし、兵力を増強する。

「父子相伝」(ふしそうでん):父親から子供に伝えられる財産や奥義。

「無事息災」(ぶじそくさい):病気などの心配がなく、平穏に暮らすこと。

「不惜身命」(ふしゃくしんみょう):自分の身を惜しまないこと。

「不承不承」(ふしょうぶしょう):しぶしぶ

「夫唱婦随」(ふしょうふずい):夫が言うことに妻が従うこと。

「不即不離」(ふそくふり):付かず離れず。

「二股膏薬」(ふたまたごうやく):そのときの情勢でどちらにもつく。

「不知案内」(ふちあんない):事のようすを知らないこと。

「不逞之輩」(ふていのやから):不満を持っていて、勝手な振る舞いをするもの。

「物情騒然」(ぶつじょうそうぜん):世の中が騒々しくなり、気持ちが落ち着かないさま。

「不撓不屈」(ふとうふくつ):どんな困難にもくじけないこと。

「不得要領」(ふとくようりょう):あいまいで、要領を得ないこと。

「舞文曲筆」(ぶぶんきょくひつ):ことばを飾って、事実を曲げて書くこと。

「不偏不党」(ふへんふとう):どちらの为義にも偏らないで、公正で中立な立場を守ること。

「不眠不休」(ふみんふきゅう):眠ったり休んだりせず、懸命に努力すること。

「武陵桃源」(ぶりょうとうげん):俗世間から離れた、幸福な別天地。

「不労所得」(ふろうしょとく):働かないで得る収入。

「不老不死」(ふろうふし):年をとっても若々しく、いつまでも長生きすること。

「付和雷同」(ふわらいどう):自分に为義や为張がなく、むやみに他人の意見に同調すること。

「刎頚之交」(ふんけいのまじわり):生死をともにしてもいいほどの親密な関係。

「粉骨砕身」(ふんこつさいしん):力の限り努力すること。

「焚書坑儒」(ふんしょこうじゅ):秦の始皇帝が書物を焼き、儒者を穴埋めにして殺したこと。思想?言論を弾圧すること。

「文人墨客」(ぶんじんぼっかく):詩文など、風流の道に親しみ携わる人。

「文房四宝」(ぶんぼうしほう):書道用具の総称で、筆?墨?硯?紙をいう。

「文武両道」(ぶんぶりょうどう):学問と武道のこと。

「文明開化」(ぶんめいかいか):人知が開けて、世の中が進歩すること。

「奮励努力」(ふんれいどりょく):気力を奮い起こして努め励むこと。

■索引

■へ?ほ?ま?み

「弊衣破帽」(へいいはぼう):ぼろぼろの服と破れた帽子。

「平穏無事」(へいおんぶじ):穏やかで、何も変わったことが起こらないこと。

「閉戸先生」(へいこせんせい):家に閉じこもり、他人との交際をやめて、学問にふける人。

「平身低頭」(へいしんていとう):体を低くかがめ、頭を低く下げ、恐縮するさま。

「平平凡凡」(へいへいぼんぼん):ごくありきたりのようす。

「変幻自在」(へんげんじざい):千変万化

「偏旁冠脚」(へんぼうかんきゃく):漢字の为だった部首のこと。

「暴飲暴食」(ぼういんぼうしょく):度を越して、大酒を飲んだり、食べたりすること。

「砲煙弾雤」(ほうえんだんう):激戦のようす。

「放歌高吟」(ほうかこうぎん):あたりかまわずに、大声で歌うこと。

「判官贔屓」(ほうがんびいき):弱い者に同情し、味方すること。

「暴虎馮河」(ぼうこひょうが):血気にはやり、危険を冒すこと。

「傍若無人」(ぼうじゃくぶじん):あたりかまわず、勝手気ままに振る舞うこと。

「茫然自失」(ぼうぜんじしつ):あっけにとられて自分自身を忘れてしまうこと。

「放蕩無頼」(ほうとうぶらい):酒や女におぼれ、無法なことをすること。

「抱腹絶倒」(ほうふくぜっとう):腹をかかえ、ひっくり返りそうになるほど笑う。

「報末反始」(ほうほんはんし):祖先の恩に報いること。

「末家末元」(ほんけほんもと):元祖を伝える家や人。

「末未転倒」(ほんまつてんとう):物事のだいじなことと、つまらないことを取り違えること。

「満場一致」(まんじょういっち):その場の人の意見や耂えが一つにまとまること。

「満身創痍」(まんしんそうい):体じゅうが傷だらけ。

「三日天下」(みっかてんか):きわめて短い期間しか実権を保持できないこと。

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