动词活用类型
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今天谈谈动词变形,专业叫法叫做动词活用。
动词变形就像大家手上的关节一样,是连接手和手腕的东西。
也就是连接动词和句型的关键点。
此处从业余学习的角度来讨论,使用《标准日本语》和《大家的日语》的童鞋看这好了!敲黑板了!熟知各种形的变法,特别是各种形之间的变法是对中高级学习的必经之路,越熟悉越好,所以大家都必须把动词变形给重视起来哦!大家最初接触的动词是带“ます”的。
所以我们也称之为“ます形”。
比如“書きます”的“書き”部分就是“ます形”。
所以这里我们讲从“ます形”变到其他形的变法。
▶?要理解动词变形必须先看动词分类。
日语的动词分为三类:我们见到的动词都是这种形式的——〇〇〇ます,判断的标准为“ます”前面那个假名,也就是第三个圈圈那个位置的假名。
比如“入ります”我们就看“り”。
专业叫法也叫五段动词“ます”前面的假名是い段,也就是「いきしちにひみりぎじび」这一类的,发音带“i”的假名;专业叫法也叫一段动词“ます”前面的假名是え段,也就是「えけせてねへめれげぜべ」这一类的,发音带“e”的假名;需要注意的是Ⅱ类动词有一部分也是い段,这部分就是很烦的了,比如N5部分有这几个:“います・浴びます・起きます・降ります・借ります・着ます・足ります・できます・見ます”)Ⅲ类动词分为两类❶所有“名词+します”的词以及“します”本身,专业叫法也叫“サ变动词”;❷“来ます”这个词也是Ⅲ类动词,专业叫法是“カ变动词”;各种形的变法如下:Ⅰ类动词い段→う段飲みます→飲むⅡ类动词ます→る食べます→食べるⅢ类动词します→するきます→くる字典形也叫“基本形/辞書形/原形”。
Ⅰ类动词い、ち、り→って買います→買ってみ、び、に→んで飲みます→飲んでき→いて書きます→書いてし→して話します→話して*行きます→行ってⅡ类动词ます→て食べます→食べてⅢ类动词します→してきます→きて(二三类动词都是直接把“ます”变成“て”。
)Ⅰ类动词い段→あ段+ない飲みます→飲まないⅡ类动词ます→ない食べます→食べないⅢ类动词します→しないきます→こない(一般说“ない形”的时候要带上“ない”,接句型的时候去掉“ない”)Ⅰ类动词い、ち、り→った買います→買ったみ、び、に→んだ飲みます→飲んだき→いた書きます→書いたぎ→いだ急ぎます→急いだ*行きます→行ったⅡ类动词ます→た食べます→食べたⅢ类动词します→したきます→きた(“た形”变法和“て形”变法一样,只是把该变“て”的地方变成“た”,该变“で”的地方变成“だ”。
本讲介绍这些活用形是如何变化的,在实际上是如何构成了各种活用形,举例来说明其特点。
每部分首先讲述如何变换,然后讲其实际应用。
动词由原形(基本形、辞书形)变成各种活用形时,五段动词、一段动词、サ变动词、カ变动词的变化规律是不一样的。
因此,看见动词,首先要学会辨别动词的种类。
一,未然形1变化规则①五段动词:动词词尾变成其所在行的あ段字。
読む(よむ)「词尾所在行:ま行、あ段字:ま」==よま書く(かく)「词尾所在行:か行、あ段字:か」==かか死ぬ(しぬ)「词尾所在行:な行、あ段字:な」==しな呼ぶ(呼ぶ)「词尾所在行:ば行、あ段字:ば」==よば上がる(あがる)「词尾所在行:ら行、あ段字:ら」==あがら切る(きる)「词尾所在行:ら行、あ段字:ら」==きら②一段动词:去掉动词词尾中的る。
食べる(たべる)「去掉动词词尾中的る」==たべ起きる(おきる)「去掉动词词尾中的る」==おき着る(きる)「去掉动词词尾中的る」==き寝る(ねる)「去掉动词词尾中的る」==ね③サ变动词:根据不同的需要,する分别变成し、さ、せ。
する==し、さ、せ。
勉強する==勉強し、勉強さ、勉強せ。
④カ变动词:くる变成こ。
来る(くる)==こ2 各种实用例A 否定:未然形+ない①私は本を読まない。
(我不读书。
)②田中さんは晩御飯を食べなかった。
(田中没有吃晚饭。
)③毎日遊んで勉強しない。
(每天玩,不学习。
)④今日は日曜日だから、山田さんは来ない。
(今天是星期日,所以山田不来。
)B 被动、可能:未然形+れる、られる①弟は兄に殴られた。
(弟弟被哥哥打了。
)②眠くて、朝早く起きられない。
(太困了,早晨不能起早。
)③授業中話をして先生に注意された。
(上课说话,被老师批评了。
)④道路が渋滞で早く来られない。
(道路拥挤,不能早来。
)C敬语:未然形+れる、られる①小林先生はいつもお宅で新聞を読まれます。
(小林先生总是在家读报纸。
)②佐藤先生は学校まで遠いので、朝早く起きられます。
动词活用归纳总结动词是语言中最基本的词类之一,用来表达动作、状态和存在等概念。
在汉语中,动词的活用形式相对简单,但也存在一定的规律性。
本文将对动词的活用进行归纳总结,以帮助读者更好地理解和运用动词。
一、动词的时态活用时态是动词的基本活用形式,用来表示动作的时间。
汉语中的动词时态主要包括:一般现在时、一般过去时、一般将来时和现在进行时等。
下面将分别介绍这些时态的活用规则。
1. 一般现在时一般现在时表示经常性的动作或客观事实。
在动词的活用中,一般现在时的一般形式为动词的原形。
例如:- 主语+动词原形- 他喜欢读书。
- 我们经常去公园散步。
2. 一般过去时一般过去时表示发生在过去的动作或状态。
在动词的活用中,一般过去时需要改变动词的词尾。
一般情况下,动词的过去式词尾为“了”或者“过”。
例如:- 主语+动词原形+了- 我昨天买了一本新书。
- 他去年去过北京。
3. 一般将来时一般将来时表示将来某个时间会发生的动作或状态。
在动词的活用中,一般将来时需要在动词前加上“将要”或者“会”,同时不需要改变动词的形态。
例如:- 将要/会+动词原形- 我明天会去看电影。
- 你将要参加运动会吗?4. 现在进行时现在进行时表示现在正在进行的动作或状态。
在动词的活用中,现在进行时需要在动词前加上“正在”或者“在”,同时不需要改变动词的形态。
例如:- 正在/在+动词原形- 她正在吃饭。
- 我们在学习英语。
二、动词的语气活用语气是动词的另一种活用形式,用来表示说话人的态度、意愿或命令等。
汉语中的动词语气主要包括:陈述语气、祈使语气和虚拟语气等。
下面将分别介绍这些语气的活用规则。
1. 陈述语气陈述语气是最常见的动词语气,用来陈述客观事实或表达信任、判断等。
在动词的活用中,陈述语气不需要改变动词的形态,使用动词的原形即可。
例如:- 主语+动词原形- 我爱你。
- 他说话很有道理。
2. 祈使语气祈使语气用来表示命令、请求或劝告等。
在动词的活用中,祈使语气需要将动词变为“你”或者“您”的命令形式。
动词的活用(名词、使动词、为动词、作状语)
动词活用为名词
◆大行不顾细谨。
◆古人之观于天地、山川、草木、虫鱼、鸟兽,往往有得。
◆殚其地之出,竭其庐之入。
动词活用为使动词(“使…怎么样…”)
◆项伯杀人,臣活之。
◆杀鸡为黍而食之。
◆(单于)欲因此时降武。
◆君将哀而生之乎?
◆广故数言欲亡,忿恚尉。
◆序八州而朝同列。
◆均之二策,宁许以负秦曲。
◆故远人不服,则修文德以来之。
◆季氏饮大夫酒。
◆江晚正愁余,山深闻鹧鸪。
◆安能屈豪杰之流,扼腕墓道。
动词活用作为动词(为、替、给它干什么或怎么样…)◆等死,死国可乎
◆庐陵文天祥自序其诗。
◆既泣之三日,乃誓疗之。
◆余与同社诸君子,哀斯墓之徒有其石也,而为之记。
◆叟乃酌客。
◆伯夷死名于首阳山下,盗跖死利于东陵之上。
◆邴夏御齐侯。
◆夫人将君之。
动词活用作状语
◆状+谓
◆广自身射彼三人者,杀其二人,生得一人。
◆魏武闻之,追杀此使。
◆宰见其小,怒呵成。
◆后接“而、以”
◆项王按剑而跽曰
◆与其坐而待亡,孰若起而拯之。
◆黔无驴,有好事者船载以入。
◆老妇恃撵而行。
◆余与四人拥火以入。
◆舟遥遥以轻飏,风飘飘而吹衣。
(1)动词的未然形意义:未然形即后续否定助动词「ない」的形式。
活用变化规律如下:(2)动词的连用形意义:不同分类的动词,其连用形不尽相同,动词连用形的用法很多,包括作(动)名词、表示中顿、后续敬体助动词[ます]构成敬体等等。
其活用规律如下所示:连用形1连用形2(3)动词的终止形意义:动词的终止形和动词原形相同,主要用于终止句子,以及后续某些助词、助动词,以增添某种意义。
例:映画を見る。
/看电影。
友だちが来るから,部屋をきれいに掃除します。
/因为朋友要来,所以要把房间打扫干净。
(后续助词)妹も行くでしょう。
/妹妹也要去吧。
(后续助动词)(4)动词的连体形意义:动词的连体形也和动词原形相同,主要用于修饰体言,作定语。
此外,可以后续某些助词。
例:買い物をする母/(要)买东西的妈妈。
テレビを見る妹/(要)看电视的妹妹。
(5)动词的假定形意义:动词假定形的变化规律,不分类别,完全一致。
即:任何动词,只须将其词尾(最后一个)假名由「う」段变至相应的「え」段即可。
如:(6)动词的命令形意义:动词自身活用变化来的命令形,是一种非常简慢(不礼貌)的命令形式,一般用于军队口令、训斥等场合。
各类动词的命令形式如下(7)动词的推量形意义:动词推量形主要用于表示第一人称的意志、愿望、决心,或表示第一人称对他人的劝诱。
不同类别的动词的推量形各异。
推量助动词「う」接于五段活用动词的推量形后;「よう」接在「一段、カ变、サ变」三类动词的推量形后。
具体形式如下:。
文言文——词类活用二.动词的词类活用词类活用是指某些实词在特定的语言环境中,临时具有的某种新的语法功能。
而这种语法功能与现代汉语相比具有明显的不同,判断之时要参照现代汉语的一般用法推断。
动词的词类活用具体而言,它包括:1. 动词作名词。
2. 动词使动用法。
3. 动词为动用法。
教学内容:一. 动词用作名词文言文中,动词往往用作句子的主语或宾语,有时又受“其”“之”等词语修饰限制,这使之具有了名词的特点。
如:“追亡逐北,流血漂橹”中的“亡”“北”均为动词用作名词,意思是败逃的人。
【小练习】①殚其地之出,竭其庐之入出、入:产品、收入②古人之观于天地、山川、草木、虫鱼、鸟兽,往往有得得:收获、心得③且君尝为晋君赐矣赐:恩惠④今寡人不能能:才能寡人:自己。
二三子:你们,指大家。
帅:率领,带领。
同“率”。
蕃:生息,繁殖。
整句翻译: 现如今,我能力不够(打败吴国)。
只能带领大家繁衍人口⑤其继有在者乎继:继承的人⑥燕赵之收藏,韩魏之经营收藏、经营:动词作名词,金玉珍珠⑦司马子反渴而求饮饮:饮料、汤食⑧盖其又深,则其至又加少矣至:到达的人规律总结:规律一:一般处在句中主语或宾语的位置,有时前边有“其”或“之”等词。
动词活用为名词,即这个动词在句子中具的明显的表示人与事物的意义。
它一般位于句子主语或宾语的位置上,有时它前面有“其”字或“之”字。
例如:(1)殚其地之出,竭其庐之入。
(《捕蛇者说》)——拿尽了他们土地上的全部出产品,用光了他们家里的全部收入。
(2)惧有伏焉。
(《曹刿论战》)——担心在他们那里有伏兵。
(3)退而甘食其土之有,以尽吾齿。
(《捕蛇者说》)——献蛇回来便能享用那田地上出产的东西,以度过我的一生。
规律二:一般是不及物动词,多数后面直接出现宾语,如果没有,便是省略了。
有时也可能是及物动词。
二. 动词使动用法文言文中,有些动词所表示的动作,其发出者是后面的宾语所表示的人或物,这就是动词的使动用法。
如:“项伯杀人,臣活之”中的“活”,就是使……活命的意思。
日语动词活用介绍分类: 日语语法 |动词活用1一.动词连用形1.ます形五段:将词尾う段变为い段+ます。
例:書く+ます=かきます一段:去词尾る+ます。
例:食べる+ます=たべますサ弁:する变为し+ます。
例:勉強する+ます=べんきょうしますカ弁:くる变为き+ます。
例:くる+ます=きます2.て/たり/た五段:う、つ、る:词尾变为っ+たり例:歌う+たり=うたったりく、ぐ:词尾变为い+たり/だり例:泳ぐ+たり=泳いだりぬ、ぶ、む:词尾变为ん+たり例:遊ぶ+たり=遊んだり一段:去词尾る+たり例:食べる+たり=たべたりサ弁:する变为し+たり例:勉強する+たり=勉強したりカ弁:くる变为き+たり例:くる+たり=きたり二、动词未然形(否定/使役/可能/被动)1.ない五段:将词尾う段变为相应的あ段+ない例:あそぶ+ない=あそばない一段:去词尾る+ない例:たべる+ない=たべないサ弁:する变为し+ない例:勉強する+ない=勉強しないカ弁:来る变为こ+ない例:くる+ない=こない2.使役五段:将词尾う段变为相应的あ段+せる一段:去词尾る+させるサ弁:させるカ弁:こさせる3.可能:五段:将词尾う段变为相应的え段+る一段:去词尾る+られるサ弁:できるカ弁:こられる4被动:五段:将词尾う段变为相应的あ段+れる一段:去词尾る+られるサ弁:されるカ弁:こられる二.动词假定形ば五段:将词尾う段变为相应的え段+ば一段:去词尾る+ればサ弁:すればカ弁:くれば三、命令形五段:将词尾う段变为相应的え段一段:去词尾る+ろサ弁:しろ/せろカ弁:こい四、终止形:动词原型。
动词按活用形的分类动词按其活用形分成五段动词、上下一段动词、变格动词(サ变和カ变)。
这五类动词的辨别,对初学者是相当困难的。
笔者经过多年的教学,总结出如下所述的动词分类表,俗称“大圆盘”,供有关人士参考利用。
本方法是采用了排除法,逐级辨别有特征的动词。
大圆盘由粗实线分成4个部分,分别为:五段动词、上下一段动词、サ变动词和カ变动词。
1,从最容易辨认的开始,カ变动词只有「来る」一个动词。
2,第二步,する和带する的动词,如「勉強する」、「散歩する」等等,均属于サ变动词。
这样,在大圆盘的下部横线以下为变格动词了。
3,去掉了变格动词,下边横线以上只留下了五段动词和上下一段动词。
一条竖线把圆盘分成左右两部分,左边为五段动词,右边为上下一段动词。
一段动词又以中间横线分成上一段动词和下一段动词。
4,如图所示,五段动词有如下4种。
非る动词:日语动词原形的词尾一共有9个:く,す,つ,ぬ,む,る,う,ぐ,ぶ。
其中,不是る为词尾的动词,均为五段动词。
如:「書く」、「話す」、「待つ」、「死ぬ」、「読む」、「笑う」、「泳ぐ」、「?#91;ぶ」等等。
其中,「ぬ」为词尾的只有「死ぬ」一个词,所以任何语法书上也都使用此词。
五段动词的词尾只有一个假名,前面的均属于词干部分。
词尾为「る」,但其前一个假名(词干的最后一个读音假名)为非「い段」、「え段」假名,即是「あ段」、「う段」、「お段」假名。
这样的单词有「ある」、「眠る(ねむる)」、「怒る(おこる)」等等。
尾为「る」,且其前一个假名(词干的最后一个读音假名)为「い段」、「え段」假名,但是这个假名在词干汉字内(ふりがな)。
这样的动词不多,有:「走る(はしる)」、「入る(はいる)」、「交る(まじる)」、「帰る(かえる)」、「滑る(すべる)」、「喋る(しゃべる)」、「焦る(あせる)」等等。
其中,「交る(まじる)」又可写为「交じる(まじる)」、「混じる」等,要引起注意。
五段动词的第四种暂且不表。
みぜん-けい 0 【未然形】国文法で、活用形の一。
六活用形のうちで第一番目に置かれる。
その事じ態たいが未いまだ起きないことを示しめす形という意での命名。
一般に、口語では、助動詞「ない」「れる・られる」「せる・させる」などを伴うときの形と、助動詞「う・よう」を伴うときの形とを合わせていう。
文語では、助詞の「ば」、助動詞「ず」「む」「る・らる」「す・さす」「しむ」などを伴うときの形をいう。
未然形出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia )』 (2009/06/17 18:17 UTC 版)未然形(みぜんけい)とは、日本語の用言における活用形の一つ。
日本語の動詞や形容詞などは語形変化を起こすが、活用形とは学校文法において語形変化後の語形を6つに分類したもので、そのうち四段動詞の語末がア段で構成されているものを基準に作られたのが未然形である。
定義ていぎ未然とは「まだそうではない」という意味であり、否定ひていの「ず」や意志いし・推量すいりょうを表す「む」によって作られる語形ごけいを意識いしきした名称めいしょうである。
江戸えど時代じだいの国こく学がくでは将然言しょうぜんげんともいい、これは「そうしようとする」「そうなるだろう」の意味である。
「ず」や「む」をつけると四段よんだん動詞の語末ごまつはア段音に変化する。
例えば、「書く」は「書か|ず」「書か|む」となる。
これに基もとづき「ず」「む」が付いた際の他の動詞活用や形容詞・形容動詞・助動詞の語形を総称そうしょうしたものが未然形である。
未然形が定さだまると、逆ぎゃくに付属語ふぞくごの方の分類にも使われるのようになり、未然形に接続せつぞくする助詞・助動詞として「る・らる」や「す・さす」「まし」…があるというように使われるようになった。
なお現代げんだい口語こうごの文法もこれにもとづいて作られているが、意志・推量の「む」が「う」になったことや否定の「ず」が「ない」になったこととで語形が異ことなるものになっており、四段動詞は「書こう」のようにア段音+う→オ段長音に変化したので、五段動詞としてオ段音も含むことになり、形容詞・形容動詞では「おいしかろう」「静かだろう」のように「かろ」「だろ」となった。
また形容詞・形容動詞に「ない」がつくと「おいしくない」「静かではない」のようになるのであるが、「ない」を補助形容詞として連用修飾しゅうしょくの「く」や「で」としたので、形容詞・形容動詞において否定形は未然形から除外じょがいされることになった。
言語学から見た未然形形態けいたい論ろんから見ると、日本語の動詞は子音しいん語幹動詞ごかんどうしと母音ぼいん語幹動詞に分けられる。
四段動詞をローマ字分析ぶんせきすれば、kak|anai ・kak|imasu ・kak|u …のように変化していないのはk などの子音の部分ぶぶんまでであることが分かる。
この語の変化していない部分は語幹と呼ばれ、附属ふぞくしているものは語ご尾びと呼ばれるが、四段動詞は語幹が子音で終わるので子音語幹動詞である。
なおこの基準きじゅんからすれば、ラ行ぎょう変格へんかく活用・ナ行変格活用動詞も子音語幹動詞であり、特定の語尾がつくときに不規則きそくな語形をもつのみである。
一方、一段動詞や二段動詞は語幹が母音ぼいんで終わる母音語幹動詞である。
ただし、文語において語幹母音は母音交替こうたいを起こして2通りの語形をもっているが、現代口語こうごにおいては母音交替は起きず語幹は一定いっていである。
例えば「起きる」はoki|nai 、oki|masu 、oki|ru 、oki|reba …、「食べる」はtabe|nai 、tabe|masu 、tabe|ru 、tabe|reba のようにe かi までが語幹である。
ちなみにサ行変格活用やカ行変格活用とされる「す(する)」「く(くる)」はこういった規則に合わない語形変化をするので不規則動詞に分類される。
このように見ると、いままで未然形としてまとめられていたものは以下の2通りの方法によって形成けいせいされていること分かる。
一つには子音語幹動詞と子音から始まる語尾をつける場合に子音の連続れんぞくを避けるために母音が挿そう入にゅうされるもので、「ない」や「ず」「む」といった語尾が付くときには、つなぎに/a/が挿入されることによってア段音となるのである。
もう一つには母音/a/から始まる語尾がつく場合であり、子音語幹動詞には直接つき、ア段音となる。
一方、母音語幹動詞に付く場合は、母音が連続してしまうので、これを避けるために/r/や/s/が挿入される。
例えば受うけ身みなどを表す-(r)are-(れる・られる)や使役しえきなどを表す-(s)ase-(せる・させる)がこれであり、「書く」ではkak-are (書かれる)のようになるが、「食べる」ではtabe-rare (食べられる)のようにr が挿入される。
また形容詞・形容動詞は文語においてカリ活用やナリ活用といって「~からず」「~ならず」のようになるのであるが、これは語幹と否定の語尾「ず」との間に-ar-(あり)が入っているからである。
「あり」は単体たんたいでは存在を表す語であるが、語尾として使われると指定してい・措定そさだむの文法機能きのうを果はたしている。
このため、その活用は子音語幹動詞「あり」に準拠じゅんきょして「から」になる。
よって、この語形を分析ぶんせきすれば、以下のような構造こうぞうをしている。
•うつくしからず - ((utukusik 〈語幹〉 + ar 〈語尾〉)〈派生語幹〉 + (a)z 〈語尾〉)〈派生語幹〉 + u (語尾)ちなみに現代口語では「あらず」の代わりに「ない」が使われるようになり、「うつくしくない」のようになったのであるが、丁寧形では「ありません」というように「ある」が維持されており、形容詞・形容動詞の丁寧形でも「おいしくありません」「静かではありません」のように「ある」が使われている。
れんよう-けい 0 【連用形】用言・助動詞の活用形の一。
六活用形のうち第二番目に置かれる。
「白く光る」における「白く」のように、下の用言に続くときに使われる形。
他に、「山青く、水清し」の「青く」のように、文をいったん中止したり、「休み」「遠く」のように名詞に転用したりするのに用いられる。
なお、動詞の場合には、文語では助動詞「き・けり・たり」など、口語では助動詞「た」などに接続したりする。
また、文語の四段・ナ変・ラ変の動詞や口語の五段動詞には、本来の形のほかに音便の形があり、形容詞には本来の形のほかに音便やカリ活用の形もある。
連用形出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia )』 (2010/06/24 09:04 UTC 版)連用形(れんようけい)とは、日本語の用言における活用形の一つ。
日本語の動詞や形容詞などは語形変化を起こすが、活用形とは学校文法において語形変化後の語形を6つに分類したものであり、連用形はそのうちの一つで2番目に置かれる。
定義連用とは「用言に連なる」という意味であり、用言(動詞・形容詞・形容動詞)の前で現れる語形をもとに作られている。
この名は東条義門が『和語説略図』(1833年)において連用言として立てて以来のものである。
他の用言の前で四段動詞はイ段音となり、一段動詞・二段動詞はイ段音あるいはエ段音になる。
また形容詞は「く」の形をとり、形容動詞は「に」の形を取る。
このように定義を定めると助詞や助動詞の方の分類にも使われるようになり、連用形に接続する助詞・助動詞として「て」「つつ」「ながら」「き」「けり」「つ」「ぬ」「たり」…といったものがあるとされた。
またここから逆に、これらの助詞・助動詞の前で現あらわれる語形も連用形れんようけいに含ふくまれることになり、形容詞は「かり」、形容動詞は「なり」が現れ、動詞では音便形がこれに相当する。
問題点「連用」といい、用言に連なるという並びは確かに同じであるが、形容詞・形容動詞が修飾語の働きをして主要部が後ろの用言にあるのに対し、動詞は複合動詞などの前項要素として主要部が前の動詞にあり、文法的機能は異なっている。
動詞の連用形はそのままで名詞にもなる(「つなぎ」「賭け」「救い」など)。
連用形としての機能もこの名詞化機能が元になっていると思われる。
それに対し、形容詞の連用形は一般には名詞にならない(ただし「近く」「奥深く」「朝早く」など、時間・空間的な程度を表す形容詞は名詞化が可能)。
言語学から見た連用形語形変化のある語において変化しない部分は語幹と呼ばれ、それに付属することで文法的機能を担い、語形に変化をもたらすものを語尾と呼ぶ。
形態論により日本語の語形を音素レベルまで分解して考えると、動詞は子音語幹動詞と母音語幹動詞に分けられる。
子音語幹動詞は四段動詞・ラ変動詞・ナ変動詞のことをいい、ローマ字分析すると変化しない語幹部分は子音で終わっている。
一方、母音語幹動詞は一段動詞・二段動詞である。
ただし、現代口語においては母音交替は起こらず語幹は一定であるが、文語においては語幹母音は母音交替を起こして2通りの語形をもっている。
なおいわゆるサ変動詞・カ変動詞は不規則な変化をする不規則動詞である。
このように見る時、連用形に現れる-i-や-u-の音は、子音語幹が子音で始まる語尾や用言に結合する際に子音の連続を避けるためつなぎとして挿入されたものに由来している。
例えば、「食べます」はtabe-mas-u のように直接語幹につくが、「書きます」はkak-i-mas-u のようにiが生じている。
また四段動詞におけるウ音便・促音便・撥音便は、つなぎの-i-が挿入されないことによって生じている。
例えば、「立って」はtat-te である。
また形容詞・形容動詞は文語においてカリ活用やナリ活用と言われる活用をもつが、これは語幹と語尾との間に-ar-(あり)が入るものをいっている。
「あり」は単体では存在を表す語であるが、語尾として使われると指定・措定の文法機能を果たしている。
よってその活用は子音語幹動詞「あり」と同じく、「~かり~」や「~かった」となる。
終止形(文法)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(2010/07/17 19:12 UTC 版)終止形(しゅうしけい)とは、日本語の用言における活用形の一つ。
日本語の動詞や形容詞などは語形変化を起こすが、活用形とは学校文法(橋本進吉の文法論)において語形変化後の語形を6つに分類したものであり、終止形はそのうちの一つで3番目に置かれる。
なお日本語の辞書において見出しには終止形が使われている。