二级模拟第二回(下)

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問題用紙(第四回)2 級読解·文法(100点70分)問題Ⅰ次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

答えは、1·2·3·4から最も適当なものを一つ選びなさい。

おじさんの中学生のときはどうだったろう。

いたずら好きのAと仲良しだったときがある。

野球のうまいBや、頭のいいCや、家が貧しいけれどマジメなDと仲良しだったときもある。

でも、クラスが変わるたびに友だちが変わっていき、中学の三年間を通じて一人の友達と深く付き合うことはなかった。

Dと①は夏休みにいっしょにアルバイトをやったりして「親友」みたいだったのに、いつの間にか付き合わなくなっている。

これはだれでもそうじゃないかと思うんだ。

友達は変わってゆく。

その場かぎりのつき②あいといえば言えなくはないけど、自分の求めているものが変わってゆくから、相手を自③然に変えてゆくのだと思う。

おじさんの場合、いたずら好きのAと仲良しだったときは、おじさんもいたずらがしたかった。

いたずらをして気持ちがスカッとすることを求めていた。

でもいたずらではほんとうに気持ちがスカッとしないことにやがて気づいて、Aとつきあわなくなった。

BやC やDについても、そのときどきにおじさんが求めていたものを、彼らがあたえてくれたんだね。

意識したわけじゃないけど、そのときの自分の益になる相手を求めて、付き合う相手がおのずと変わっていったのだと思う。

だからといって、こうした相手を「友達」と呼④べないかというと、そうではないんだね。

利己的のようだけれど、「友達」というのは自分に「益」になる相手のことなんだ。

その相手とつきあうことで自分が「得」をする。

しかし、その「益」なり「得」なりの中身が問題なんだね。

(中略)たった一度しか会わなくても、その影響が人生にすばらしく作用すれば、これは立派な⑤「友達」だ。

実際には会わなくたって、たとえばその人のことをテレビで観たり本で読んだりしただけで、素晴らしい影響を受けたら、これは「友達」なんだね。

もっとも実際に会わなければ、厳密には「友達」とはいえないけれど、生きるうえで心に影響を受ける相手とはそう何人も出会えるものではないことも、おじさんの経験からいえる。

しかし、君自身がそれを求める心構えでいなかったら、中学生のときはおろか、一生「友⑥達」には出会えないだろう。

問1 ①「中学の三年間を通じて一人の友達と深く付き合うことはなかった」とあるが、それはなぜか。

1 野球がきらいだったから2 夏休みにアルバイトをしたから3 よくけんかをしたから4 求めるものが変わったから問2 ②「これ」は何を指しているか。

1 夏休みにアルバイトをすること2 いたずら好きなこと3 友達が変わること4 友達が多いこと問3 だれが③「相手を自然に変えてゆく」のか。

1 だれか2 だれでも3 友達4 親友問4 ④「こうした相手」とは、この場合どんな相手のことか。

1 いつも自分の利益になる相手2 中学時代自分の利益になる相手3 そのときどきに自分の利益になる相手4 大人になってからも自分の利益になる相手問5 ⑤「これは立派な『友達』だ」とあるが、この場合どんな意味か。

1 友達になったほうがよい2 友達といってよい3 友達といってはいけない4 友達にならなくてもよい問6 ⑥「君」とはだれのことと考えられるか。

1 中学生たち2 中学生の親たち3 筆者の昔の友達4 おじさんの友達だったA問7 この文章に出てくる「おじさん」とはだれのことか。

1 筆者自身2 筆者のおじ3 中年の男性4 友達のおじ問8 結論として筆者はどんな「友達」を求めるべきと言っているか。

1 その場限りの友達2 長く付き合っていける友達3 経済的に助けてくれる友達4 人生に影響を与えてくれる友達問題Ⅱ次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1·2·3·4から一つ選びなさい。

(1)若いときは二度ない———と言う。

だから、若い時代を大事にせよ、と言った意味である。

なるほど、その通りである。

だが、皮肉屋のわたしは、このことばに反論したい。

たしかに、若いときは一度しかないが、中年だって、老年だって一度しかないのである。

われわれ若い時代を大事にすべきであるが、同様に老年を大事にすべきであるし、老年を大事にしなければならない。

若い時代だけを特別視する必要はないのである。

①私自身は先ごろ、五十三歳になった。

昔の呼称だと、もう立派な“老年”である。

だから、ひがんで言っているのではない。

私は、老年には老年のよさがあると思っている。

(中略)(注1)人生のそれぞれの階段には、それぞれに違った人生のこくがある。

私はそう思っている。

②わたしたちはそれぞれの階段に特有な人生の喜びと悲しみを味わいながら生きたい。

(③)、どうして若い時代だけが特別視されるのか!?私には不思議である。

思うに、人々は若い時代を準備階段と考えているようだ。

若いときにしっかりと学問や体験の蓄積をしておかないと、後になって困る。

だから、若いうちから遊びほうけていてはいけ(注2)ない。

と、結局は若者に自制と禁欲を呼びかけているのである。

でも、私は、それは間違いだと思う。

若い時代に、若い時代に特有の人生の喜び、悲し④みを(⑤)、中年や老年になって、その段階での人生の喜び、悲しみが味わえない。

若者はそのことを銘記すべきである。

(注3)(注1)ひがむ:すなおでなくなる(注2)遊びほうける:遊びに夢中になる(注3)銘記する:忘れないように心に強く残す問1 ①「若い時代だけ特別視する必要はない」とあるが、それはなぜか。

1 若いときは一度しかないから2 自分が皮肉屋だから3 若い時代と同様に、中年、老年も大事だから4 老年には老年のよさがあるから問2 ②「人生のこく」とは、ここではどのようなことか。

1 人生の特別さ2 人生の喜びと悲しみ3 人生の大切さ4 人生の準備段階問3 (③)の中に入る最も適当な言葉を選びなさい。

1 だからといって2 それどころか3 したがって4 にもかかわらず問4 ④「それは間違いだと思う」とあるが、何が間違いであると思うのか。

1 若いうちから遊びほうけること2 若い時代にしっかりと学問や体験の蓄積をすること3 若い時代を準備段階と考えること4 若者に自制と禁欲を呼びかけること問5 (⑤)に入る言い方はどれか。

1 体験しておけば2 体験しておかないと3 体験しておいても4 体験しておかなくても(2)近年、技術の急速な進歩と雇用環境の大きな変化が、これまでのビジネススタイルを大きく変えようとしています。

例えば、代表的なものとして、フリーアドレス制のような「自分の席がない」という新しいオフィスのスタイルがあげられます。

終身雇用の時代は、自分の席に定時に来て、少なくとも定時まで席にいれば良いという(注1)(注2)のが基本でした。

これが報酬制度が成果主義に変わることにより、席にいること自体の価値が大きく変わってきているのです。

簡単にいってしまえば、「(①)」というスタイルです。

IT関連や、広告代理店(注3)などの企業で広がり始めているこのスタイルは、オフィスのコストダウンという明確な(注4)メリットを企業にもたらす一方で、就業者側にもビジネススタイルの選択の幅を広げる(注5)②という効果をもたらしました。

会社に出社せずに直接顧客を訪問し、顧客のアポが終わったらそのまま自宅に帰(注6)(注7)って仕事を片付ける。

そんなビジネススタイルが広がりつつあるのです。

(中略)職場に行くという行為自体が明確な定義を持たなくなり、将来的には、オフィスの座席③がフリーアドレスになるだけでなく、自宅やホットスポットのようなスポットオフィスの(注8)活用が増え、職場に縛られない新たなビジネススタイルがより広がっていく。

そんな未来④も別に遠い先の話ではないのかもしれません。

Japaninternet.com2003/09/24の記事より(注1)終身雇用:定年まで雇用が継続されるシステムのこと(注2)定時:決まった時間(注3)IT:情報通信技術(注4)コストダウン:費用を下げること(注5)メリット:利点(注6)顧客:取引のある相手(注7)アポ:面会の約束。

アポイントメント(注8)ホットスポット:外出先でネットワーク(インターネット)への接続を可能にする場所やサービスこと問1 (①)に入る最も適当な文はどれか。

1 成果をあげなければ席に座っていなければならない2 席に座っていることが成果をあげることにつながる3 席に座っていない方が良い成果をあげることになる4 成果さえあげてくれれば席に座っていなくてもいい問2 ②「ビジネススタイルの選択の幅を広げる」とあるが、どういうことか。

1 時間や場所に縛られないさまざまな種類の働き方が可能になること2 さまざまな種類の職業から好きな職業が選べるようになること3 企業が社員をさまざまなやり方で働かせることができるということ4 どんな会社に就職するかは自分で決めなければならないということ問 3 ③「職場に行くという行為自体が明確な定義を持たなくなり」とあるが、なぜか。

1 職場に行かないのが新しいビジネススタイルだから2 職場の中に自分の席がなくなってしまうから3 どの場所が職場なのかがはっきりしなくなるから4 職場という言葉の意味をだれも理解できなくなるから問4 ④「そんな未来も別に遠い先の話ではないのかもしれません」と最も近い意味をあらわす文はどれか。

1 そのような未来が実現するには、まだしばらく時間がかかるだろう2 将来は、私たちが想像する未来よりもより進歩したものになるだろう3 近い将来、技術の進歩によってそのような未来が実現するだろう4 そのような未来が実現するとすれば、更なる技術の進歩が必要であろう(3)「LOVE」と「LIKE」はどう違うのかと聞かれて、「ラブ」は「ライク」より強いだろうと答えたら、「程度の問題ではないと」、人に教えられたことがあった。

その先生は、「LOVE」は異質なものを、「LIKE」は同質のものを求めることで、そこが違うのだという説明の仕方をした。

(中略)言い換えれば、「LOVE」は異質を相手と合体することによって始めて自分が完全になれるという欲求だとすれば、「LIKE」は自分と同じものを相手の中に確認したい願望だといえようか。

「愛」を最も深い、本質的な情念にいて、人間が造られたのだとすれば、やはり賛嘆すべき造化の妙に違いない。

しかし、人間には、もう一つ「知恵」というものが与えられた。