1995年日语能力考试2级真题-读解文法
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小さい子どもが食事をするとき、食器はプラスティック製のものを使うのが一般的だと思いますが、私は長男が一歳半のころ、飲み物をあえてガラスのコップに入れて与えてみました。
すると案の定、床に落としてコップを割ってしまいました。
しかし、何度か同じことを繰り返しているうちに静かにコップを置くようになりました。
私は、できるだけ早い時期から子どもに物事の判断基準を教えることが親の役割だと思っていますから、言葉で理解できない小さい子どもであっても、自分で経験したり、考えたりする機会を多く与えることによって、判断する力を身につけさせようとしたのです。
次第に言葉を理解できるようになると、何かを教えようとするとき必ず理由を説明しながら教えるようにしました。
初めはそれで納得していたのでしょうが、やがて子どもは私の言ったことに反論してくるようになりました。
しかし、それは子どもの成長の一つであり、私にはとてもうれしいことでした。
(中略)私の三人に子どもたちも成長し、長男は大学に一年間通った後、現在は学校を休学し、カリフォルニアでカンボジア難民を相手にボランティア活動をしています。
我が家では、私の父も私自身もボランティア活動を経験しており、子どもにも小さいときから大学生になったらボランティアさせるつもりでいました。
今彼の行っている活動は私の考えていた以上に厳しいものですが、彼はその中で学校などでは学べない様様な貴重な経験をし、みちがえるほど成長しました。
どちらかというと自分のことしか考えていなかったような人間が、他人のことを第一に考えるようになり、自分が奉仕することによって何人もの人が助かったことがうれしいと言います。
また、これまでの自分がいかに豊かで恵まれていたかを改めて感じていることでしょう。
最近もらった手紙を読むと、ボランティア活動を始めたときとはまるで他人が書いているかのような内容で驚きました。
日本でも昔からボランティアが行われていましたが、まだまだ経験が少なく習慣になっていないのが実情です。
1993年日语能力考试2级读解文法読解.文法(200点70分)問題1次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
答えは、1、2、3、4から最も適当なものを一つ選びなさい。
この文章は、取材(記事などを書くために、人から話を聞くこと)について書かれたものです。
最も大切なことは、自分がその相手から聞くべきことを知っておくことである。
これはあまりにも当たり前のことで、人に話を聞こうとする場合の当然の前提だから、とりたてて注意を払うべきことではないと思われるかもしれない。
しかし、私にいわせれば、これ以上に本質的に大切なことは何もなく、あとは大部分が鎖末な(注1)テクニック論である。
「問題を正しくたてられたら、答えを半分見い出したも同然。
」とよくいわれる。
これはまったく( ①)。
同様に、聞き取りに際しても、聞くべきことがわかっていれば、半分聞き出したも同然なのである。
最近私は、人に取材するばかりでなく、人から取材されることも結構多くなった。
②それでわかったことは、自分で何を聞くべきかが充分わかっていないで人にものを聞く人間がいかに多いかである。
「いかがですか?」「ご感想をちょっと……」と水を向ける(注2)だけで、相手が何かまとまりのあることを当然にしゃべってくれるものだと思い込んでいるおめでたいジャーナリストがあまりにも多いのだ。
まるで③こちらがラジオかテレビのような機械で、「きっかけの一言」というスイッチを入れると、あとは自動的に番組が流れ出てくるものとでも思っているかのようだ。
こういう人が多くなったのも、④テレビの悪影響だろうと思う。
テレビのインタビユーというと、実際、一言水を向けるだけで、べらべらまくしたてる人が大部分なのだ。
世の中にはしゃべりたがりの人が多いのも現実だが、テレビの場合は、編集をしたり、事前の打ち合わせをしたりしているから、しゃべたがりでない人もしゃべりたがりのように見えてしまう。
私にしても、ほんとは非常に無口の人間なのだが、テレビを通してしか知らない人はよくしゃべる男と思っていることだろう。
日语能力考试二级阅读理解精讲试题及答案精析(1)
新东方名师助力!XX年日语能力考全程课程火热开售中>> 次の文章を読んで、問いに対する答えとして最も適当なものを、1.2.3.4の中から一つ選びなさい
小さな子供たちは見るもの、触るもの、何でも不思議がります。
「あれなあに?」「なぜ?」「どうして?」の連発で大人たちを困らせます。
いざ説明してやろうと思って、どうしてもうまく説明できず、自分では分かっていると思っていたことが、実はさっぱり分かっていなかった、と発見させられることがあります。
(大野栄ー「数学なんて怖くない」による)
注~の連発で:~と続けて聞いて
いざ:さあ、それでは
問い「発見させられる」とあるが、何を発見させられるのか。
1小さな子どもたちが不思議がっているもの
2自分が理解できていなかったということ
3自分がうまく説明してやれないということ
4子供たちが少しも分っていないということ
答案:2
翻译:小朋友们看到的事物、触碰的东西,不管什么都觉得不可思议。
“那是什么?”“为什么?”“怎么样?”一连串的问题常常让大人们感到很为难。
正想着给他们解释一下的时候,才发现平时自以为很了解的
事情,实际上什么都不明白。
解题技巧:先通读全文,找出文章中多次重复出现的词,这种词语大多是关键词,这有利于迅速理解把握全文内容;之后,短文时需注意第一句话和最后一句话,而长文章则需要留心最后一段,这里大多含有作者抒发的意见或看法。
2級読解 01 (1)「自分は本当に何をしたいのか」といった問いを自分自身に向けるのは、特に辛いことだ。
タマネギの皮をむくように、いくらむいていっても何もなかったという気持ちに襲われることもある。
一方、読書の場合はすぐれた相手との出会いがあり、自分自身の内側を見つめているだけでは、とうてい見えてこない世界に開かれるのが読書だ。
読書を通じて、時も場所も離れた人間と出会うということは、普段のコミュニケーションとは違う楽しい緊張感を味わわせてくれるのである。
( 2 )なのがテレビだ。
テレビ番組を見ていれば、自分に向き合う必要もないし、テレビはそのような隙も与えない。
テレビは、自分の外側の問題に興味を喚起させる力はあるが、自分自身と向き合う時間は作りにくい媒体だ。
テレビの時間は、テレビをつくる側が管理している。
どのようなテンポでどんな情報を組み合わせれば視聴者が退屈しないのかを計算して時間の流れをつくっている。
それに対して、読書の場合は、途中で休んでもいいし、速いスピードで読み続けてもいい。
読書の時間は読者の側がコントロールしているのである。
問1 (1)「自分は本当に何をしたいのか」といった問いを自分自身に向けるのは、特に辛いことだ」とあるが、どうして辛いことなのか。
1.自分自身に問いかけるだけでは、なかなか答えが出てこないから。
2.自分自身に問いかけても、自分が成長するわけではないから。
3.自分自身に問いかけても、すぐれた相手との出会いがないから。
4.自分への問いかけは、単調で退屈な作業だから。
問2 ( 2 )に入る適当な語はどれか。
1.積極的2.効果的3.典型的4.対照的2級読解 02 「氷の上は滑りやすいですね。
1999年日本语能力测试二级试题文法解析問題Ⅳ次の文の__にはどんな言葉を入れたらよいか。
1?2?3?4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1)事態がこうなった__は、もう彼一人に任せてはおけない。
1まで2わけ3うえ4ほど解析:た上は既然~~就体言|助動詞+まで连~~~~都~~~例:年寄りまで一生懸命勉強しています(连老人都在拼命学习)。
体言|用言終止形+ほど象~~~那样,~~~得~~~ 表示状态的程度。
例:新聞が読めないほど暗くなった(暗的不能看报了)。
文の意味:事态既然到了这种地步,就不能再托付给他一个人了。
(2)彼の取った態度は、私には十分理解__ものであった。
1させる2しぬく3する4しうる解析:動詞マス形+うる“能,会”①有某种能力②有某种可能性あり得ることだ(可能有的事)。
“には”表示有某种能力的主语。
“もの”表示强调的语气。
例:月日の経つのははやいものだ。
一度世界各国を旅行したいものだ(たいものだ:表示强烈的愿望)せる|させる使役助動詞例:子供に掃除させる(让孩子扫地)動詞連用形+ぬく贯彻始终例:頑張りぬく(坚持到底)这句话强调我有能力理解他采取的态度,即:我能够理解他采取的态度。
所以选4文の意味:我很能理解他采取的态度(3)少年時代に戻れる__戻ってみたい。
1ものなら2わりには3ことには4わけなら解析:~~ものなら“假如~~”①動詞可能態+ものなら:「假定一种不能实现的事实」万一,假如②う|よう+ものなら:「假定一种将导致坏结果的事实」假如嘘をつこうものなら、ただではおかない(你要是撒谎的话我可饶不了你)用言連体形|体言の+わりに(は)虽然~~~但是~~~ 表示从前项内容考虑,后项内容出人意料,相互不搭配。
例,太るのを気にしてるわりには、ずいぶん食べるだな:(虽然担心发胖可吃得真不少啊)。
文の意味:假如能回到少年时代的话我想试试。
(4)妹は、今勉強を始めたかと__、もう居間でテレビを見ている。
問題Iがみがみと怒鳴りつける母親の顔が見ええて、子供を睨みつけ、大きな口を開けて子供は正直です。
母親の顔から笑顔が消(太田典生「「いい話」のおすそわけ」三笠書房による)問題II 絵はありません。
母に感謝する日(注1)母の日:五月の第二日曜日で、子がが大きくなってきた」といっていました。
てくるようです。
3.笑いなさい、ユーモアを身につけなさ2.勉強しなさい、いい成績をとりなさい化が現れた―目尻(注2)がつりあがり、口い2)母の日(注1)の翌日、同じ幼稚園に4.講義に出なさい、哲学を身につけなさが、「子供たちの描く画に、最近二つの変1.遊びなさい、運動しなさいを描いてもらっているある児童心理学者20年間通い続けて、幼児たちに母親の顔優遇されている」という意見が、男女とも70~80%を占めている。
1)通念:社会一般に共通した考え4)」または「どちらかといえば男性の方がのほうが優遇されていると感じる女性が2)慣習:社会一般に古くから行われて法律や制度上]より増加するが、同様に感じる男性は全体のほぼ半数である。
さらに、[社会通念?慣習?きりたり]においては、「男性のほうが非常に優遇されている(注み合わせの中で正しいものを選びなさい。
念·慣習·しきたり]の分野における男女の平等感を図示したものです。
A·B·Cが、それぞれ、どの分野を示したものか、次の組まる。
または[家庭生活]においては、男性れ[法律や制度上]、[家庭生活]、[社会通る【問い】次のA·B·Cのグラフは、それぞ3)しきたり:昔から伝えられているやり方(注4)優遇されている:有利に扱われていいる習慣意識調査の結果についてのべたものです。
2.最近の母親は以前に比べて口が大きく3.最近の子どもは母親の顔の絵が上手になった。
4.最近の子どもは以前に比べて正直になくなった。
1.最近の母親は子どもをしかることが多目尻:問い】この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
1994年日语能力考试2级读解文法読解.文法(200点70分)問題Ⅰ次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
答えは、1、2、3、4から最も適当なものを一つ選びなさい。
私が半年ほど入院した、同じ病室に、安全に寝たきり(注1)になっていたKさんという人がいました。
彼の毎日の楽しみは、看護婦さんに「息子(注2)から電話があったでしょうか」と尋ね、「あったわよ」と言う看護婦さんの返事を聞くことでした。
当初、私は、①オヤジ(注3)の病状を毎日のように電話で尋ねてくるいい息子さんだなぁーと感心しながら、Kさんと看護婦さんのやりとりを、ベッドの上で眺めていました。
ところが、②それがうそであることが、しばらくして分かりました。
息子さんからの電話はなく、看護婦さん達が、かかってきたかのように演じていたのです。
それはKさんを励まし、希望をもたせるために、③看護婦さん達がついた精いっぱいのやさしいうそでした。
そして、悲しいうそでした。
というのは、Kさんが入院した当初は、本当にその息子さんから毎日のように病院に電話があったそうです。
トラックの運転手をしていた彼は、仕事で全国を走り回っていたため、直接、病院に見舞いに来られなかったのです。
入院して以来、Kさんは何度か危険な状態になったことがあったそうです。
④そのたびに、看護婦さんが、「息子さんから電話がかかっているのよ」と声をかけると、不思議ともち直したというのです。
そんなある日、病院に悲しい電話が入りました。
交通事故で、Kさんの息子さんが亡くなったという知らせでした。
もちろんKさんの病状を心配して、⑤そのことはしらせないことにしたそうです。
そしてその日から、看護婦さん達の⑥幻の電話が始まったのだそうです。
(中略)しかし、そんな看護婦さ達のうそも長く続きませんでした。
Kさんは日ごとに容体(注4)が悪化し、別れが近づいたころは、まるで看護婦さん達の幻の電話を知っていたかのように、ただ「ありがとう、ありがとう」を繰り返すばかりでした。