标准日本语第17课共26页文档
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第17課こぶとりじいさん昔、ある所に、ほほに大きなこぶがある、きこりのおじいさんがいました。
ある日、いつものように山の中で、木を切っていると、急に空がくもって、大粒の雨がザーザーと降り出しました。
ピカピカといなずまがひかって、ゴロゴロとかみなりもなり出しました。
仕方なく、おじいさんは、近くの古い小屋の中で雨やどりする(雨がやむまで、待つ)ことにしました。
けれども疲れていたのでねてしまいました。
外でガヤガヤとおおぜいの人声がしたので目をさまし、外を見て、びっくりしました。
赤おにや青おにが集まって、にぎやかに、飲んだり、うたったり、おどったりしていました。
おじいさんは、戸のすき間から、ふるえながら見ていました。
しかし歌やおどりが、とても楽しそうなので、こわさを忘れて、おにたちのわの中に、おどり出ました。
そして、むちゅうでおどりました。
おにたちは、初めはびっくりしましたが、とてもおどりが上手なので、大よろこびで拍手をしました。
おにのかしらは「あしたの晩もぜひ来ておどってくれ。
来ないと困るから、こぶをあずかっておこう」と言って、おじいさんのこぶおもぎとりました。
おじいさんは「あつ!」とおどろきましたが、ぜんぜんいたくありませんし、かおがかるくなって大よろこびで、家へ帰りました。
さて、この働き者のおじいさんの家のとなりに、もう一人、いじわるなおじいさんがいました。
このおじいさんも、反対のほほに大きなこぶがありました。
いじわるじいさんは、おにの話を聞く、うらやましいと思いました。
それで「私も、おににこぶを取ってもらおう」と言って、いそいで、山へ出かけました。
となりのおじいさんは、雨が降っていないけれど、小屋の中にかくれて待ちました。
おにたちのえん会が始まりました。
となりのおじいさんは、こわくふるえていましたが、「さあ、今だ!」とさけんで、外へとび出しました。
そして、おどり方がぜんぜんわかりませんので、でたらめにおどりました。