日本语学概论
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名词解释:
第一章
屈折語:語形変化によって文法関係を表す言語。例として、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、アラビア語などがある。
膠着語:概念を持つ独立語に機能語がついて文法関係を表す言語。例として、日本語、朝鮮語、トルコ語、モンゴル語、ウイグル語などがある。
孤立語:主に語順によって文法関係を表す言語。例として、中国語、チベット語、タイ語、ベトナム語などがある。
抱合語:文レベルの文法関係を一語にまとめる言語。例として、エスキモー諸語、アメリカインデアン諸語、オーストラリア土語などがある。
日本語学:日本人に限らず外国人も含めて、人々が日本語を世界の言語の一つとして研究する学問。
国語学:日本人が自国の言語を、古代から現代までのつながりに重点を置いて研究する学問。
日本語教育:日本または海外で行われ、外国人を対象とする日本言語の教育。
国語教育:日本国内で行われ、国民を対象とする母国語の教育。
第二章
音声:人間が発声器官を通じて発する音である。
音韻:中国語・日本語などで漢字の音を構成する声、音などの総称である。
音声学:言語の音声を研究する学問である。
音韻学:音声をその構成に主眼を当てて研究する分野である。
音韻論:言語音が言葉の構成要素としてどのような働きをするかと言う、機能の側面を研究する分野である。
第三章
語彙:ある範囲(例えば一つの文学作品・一個人の発言記録など)において使われる単語の総体のこと。
語彙論:語彙を体系的に記述研究する言語学の分野。
呉音:奈良時代に遣隋使や留学僧が長安から漢音を学び持ち帰る以前にすでに日本に定着していた漢字音。例:修行(しゅぎょう)、経文(きょうもん)
漢音:奈良時代後期から平安時代の初めごろまでに、遣隋使・遣唐使や留学僧などにより伝えられた漢字音。例:社会(しゃかい)、孝行(こうこう)
唐音:鎌倉時代以降に中国から入ってきた漢字音。例:行燈(あんどん)、饅頭(まんじゅう)
第四章
個別文法:ある言語が持つ特定の文法のこと。
普遍文法:すべての言語に存在する文法のこと。
伝統文法:伝統的な枠組みで扱う文法理論。日本語の伝統文法は特に統語論と形態論を指す。
生成文法:チョムスキーの著作や同時期の発表を契機として起こった言語学の理論。
文法:語を組み立てて文を構成する法則。
文法論:文構成の法則を研究する理論。
第五章
尊敬語:話し手が相手や第三者を高める表現。例えば、いらっしゃる・ご覧になる
謙譲語:謙遜語とも言う。話し手が自分側を低める表現。例えば、参上する・拝見する
丁寧語:話し手が相手に敬意を表す表現。例えば、行きます・高齢です
美化語:話し手が物事を上品に美化して言う表現。例えば、おリンゴ・おビール
简答:
第一章
研究対象による言語学の分野にはどんなものがあるか。
研究対象による言語の分野には音韻論、語彙論、意味論、文法論(形態論・連語論・統語論・構文論)、語用論、文字論などがある。
研究角度による言語学の分野にはどんなものがあるか。
研究角度による言語の分野には歴史言語学、心理言語学、社会言語学、人類言語学、応用言語学、対照言語学、計量言語学、言語類型論、言語系統論、コンピュータ言語学、コーパス言語学などある。
「言語類型論」と「言語系統論」の内容について説明しなさい。
言語類型論:言語の文法形態を研究する学問。これによると、世界の言語は屈折語、膠着語、孤立語、抱合語の四種類に分けられる。
言語系統論:言語の親族関係を研究する学問。これによると、世界の言語はシナ・チベット語族、インド・ヨーロッパ語族、ウラル語族、アルタイ語族、コーカサス語族、ドラビダ語族、南アジア語族、南島語族、セム・ハム語族、ニジェール・コルドファン語族、ナイル・サハラ語族、エスキモー・アレウト語族などに分けられる。
万葉仮名とは何か。
仮名の一種で、主として上代に日本語を表記するために漢字の音訓を借用して用いられた文字のことである。
例:宇良宇良爾照流春日爾比婆理安我里情悲毛比登里志於母倍婆(うらうらに照〈てれ〉る春日にひばりあがり情〈こころ〉悲〈かなし〉もひとりしおもへば)ローマ字の使用年代開始と種類を説明しなさい。
ローマ字の使用開始年代は明治時代であり、二種類ある。一つはヘボン式(標準式)で、もう一は日本式(訓令式)である。
第二章
音素とは何か。日本語の音素にはどんなものがあるか。
音素とは音韻論で、任意の個別言語において意味の区別(弁別)に用いられる最小の音の単位を指す。
日本語の音素には母音音素、子音音素、半母音音素と特殊音素がある。
例:母音音素(5個) [a, i, u, e, o]
子音音素(13個)[ p, b, t, d, c, k, g, s, z, h, r, m, n]
半母音音素(2個) [j, w]
特殊音素(2個) [N, Q]
母音と子音の区別は何か。
母音:声帯を振動させ、空気が口の中で妨げを受けることなく発せられた音。
子音:空気が口の中で妨げを受けて発せられた音。
音節とモーラの区別を説明しなさい。
音節:一個の母音を主音とし、その母音単独で或いはその母音の前後に一個または複数個の子音を伴って構成する音声(群)を言う。時間的長さとして1モーラと2モーラ(長音、促音、撥音)の音節がある。
モーラ:音韻論上、一定の時間的長さ(直音1個)を持った音の分節単位。
アクセントとは何か。