22章 抗高血圧(修改)

[応用] 応用] 中等高血圧の治療 中等高血圧の
有害作用 ＋ １、嗜眠、口内乾燥、水、Na 貯留 ２、突然休薬すると交感神経機能亢 進を起こし、頭痛、動悸、血圧上昇 などが見られる。α-遮断薬で解消 する
二 節遮断薬 メカミン、トリメタファン（ メカミン、トリメタファン（咪噻芬） １、神経節は交感神経と副交感神経に存 在するため、節遮断薬は両者を遮断する ２、降圧作用が強い ３、有害作用が多い。連用で耐性を生じ る ４、他の薬物で無効となる重症高血圧あ るいは危篤な高血圧にのみ応用される
血管抵抗は、細動脈の半径の４乗 に反比例するので、細動脈の収縮 が大きく血圧に影響することが理 解できる。これには、交感神経系 による緊張とrenin-angiotensinaldosterone系を介する体内水分量調 節が重要である。
第一節 抗高血圧薬の分類 抗高血圧薬の
１、中枢ノルアドレナリン作動性神経抑制薬 クロニジン、α-メチルドパ ２、節遮断薬：メカミン、トリメタファン （咪噻芬） ３、アドレナリン作動性神経伝達物質に影響 する薬物：レセルピン，グアネチジン ４、アドレナリン受容体遮断薬:α１遮断薬 (プラゾシン)、β-遮断薬（プロプラノロー ル）
ラベタロール １、α１、β受容体を遮断する ２、各種高血圧に応用される
五 血管拡張薬 ヒドララジン（ ヒドララジン（肼屈嗪） 降圧作用 作用 細動脈を拡張し、血圧を下降する 血管拡張の機序としてCa２＋内流と放出 の抑制に関係する 降圧時に反射的に交感神経を興奮させ、 心拍数増加、心拍出量などを起こす
応用 ①主に中等高血圧に応用される ②利尿薬とβ遮断薬と併用する方が いい 有害作用 水、Na＋ の貯留、レニン分泌増加、 末梢神経炎
ミノキシジル（米诺地尔） ミノキシジル（
１、動脈を拡張し血圧を下降する ２、反射的に心拍数増加、水、Na ＋貯留を起こす ３、多毛症が見られる
ニトロプルシ ニトロプルシドNa 作用 細動脈と細静脈を拡張し、血圧を 下降する 応用 ①主に危篤な高血圧に応用され ②心不全にも応用される
応用 ①中等高血圧に応用される ②腎機能障害を伴う高血圧にもよ い適応となる ③心不全の治療にも応用される
有害作用 初回投与反応： 初回投与で起立性低血圧、動悸、 目眩などを見ることがある 予防： ① 初回投薬量を１/２に減らす ②初回投与の時、寝る前に服用する
プロプラノロール 降圧作用 ①経口投薬で２－３週間を経て降圧作 用が見られ、収縮期圧と拡張期ともにプ ロプラノロールにより下降する ②静注すると徐脈、心拍出量減少が現 れ、血圧はやや下降あるいは不変する
３、応用 ①主に軽症高血圧に応用される ②利尿薬と併用する方がいい ４、有害作用 ①鼻つまり、脱力感、胃酸分泌増 加、下痢 ②鎮静、嗜眠 うつ状態
グアネチジン 作用 １、細動脈と細静脈を拡張し、降圧 作用が強く、持続的である ２、降圧の時、反射的に交感神経を 興奮させて、心拍数増加や心拍出量 増加などを起こす ３、大量静注すると、一過性の血圧 上昇が見られる
降圧の 降圧の機序 ①心臓β１ 遮断により、心拍出量 減少 ②腎臓β遮断でレニン分泌減少 ③交感神経シナプス前膜β遮断に よりNA放出減少 ④中枢β遮断で末梢交感神経の機 能を抑制する
応用 ① 軽度、中等高血圧に応用される ②心拍出量増大、レニン分泌増加を伴 う高血圧にはよい適応 ③狭心症、不整脈を伴う高血圧にもよ い効果をもたらす ④長期投与していると突然休薬のこと を避けること 禁忌 心不全、喘息などには禁忌となる
有害作用 １、目眩 脱力感 嘔吐 下痢 徐脈。 ２、男性射精困難 ３、起立性低血圧 ４、心、脳、腎血液供給不足及び 褐色細胞腫の患者には投与禁忌と なる
四
Ad受容体遮断薬 Ad受容体遮断薬
プラゾシン（哌唑嗪） プラゾシン（哌唑嗪） 作用 １、α１ 受容体を遮断し、血圧を下降 する ２、降圧時に心拍数、拍出量、腎血流 量などに影響しない。レニン分泌も増 加しない ３、トリグリセリド、総コレステロー ル及びLDLを増加する
高血圧は、血管の障害以外に、 多くの合併症(心不全、腎不全、 高血圧性脳病)を引き起こす。 高血圧の治療は、薬物療法が主 流となっている。
血圧調節機構の模式図 血圧は、４つの調節機構により維 持されている。すなわち、１）細 動脈による末梢抵抗、２）静脈血 液量、３）心拍出量、４）循環血 液量を調節する腎臓である。 高血圧患者では、心拍出量と循環 血液量は正常人と大差ないので、 血圧の上昇は、血管抵抗の増加と 考えられる。
第二十二章 抗高血圧薬
Antihypertensive drugs (P393)
[基本要求] 熟悉抗高血压药的分类、利尿性降压药、 中枢性降压药可乐定、α-受体阻断药 哌唑嗪、 β-受体阻断药普萘洛尔、血 管紧张素转化酶抑制剂卡托普利、钙拮 抗药的药理作用与临床应用以及血管扩 张药肼屈嗪、硝普钠的药理作用、临床 应用与不良反应。 了解抗高血压药的应用原则。
八 アンギオテンシン転換酵素抑制薬 カプトプリル（卡托普利） カプトプリル（卡托普利） 作用 １、血液中の転換酵素を阻害し、 ATⅡの生成を減少する ２、ブラジキニンの加水分解を抑制 する
応用 １、本態性高血圧及び腎性高血圧 ２、うっ血性心不全 有害作用 咳、味覚障害
六 Ｃa２＋拮抗薬 二フェジピン（硝苯地平） フェジピン（硝苯地平） Ｃa２＋流入抑制、血圧下降 軽度、中等高血圧によい適応 β遮断薬あるいは利尿薬と併用す る方がいい
七 利尿薬 ハイドロクロロチアジド（双氢氯噻 嗪） １、早期に利尿作用による血液量の減 少 ２、３－４週間連用すると血管平滑筋 細胞内のNa＋の減少を起こし、Na＋- Ca ２＋ 共役が減弱され、細胞内Ca２＋ の減 少をおこし、血管平滑筋のNAなどの血 管収縮物質に対する反応が低下する ３、レニン分泌増加でβ-遮断薬と併用
三、Ad性神経の化学伝達物質に影響す Ad性神経の化学伝達物質に影響す る薬物 レセルピン 降圧作用 ①発効が遅く、静穏で持続的であ る ② 降圧の時に徐脈を伴うが多い
降圧作用の ２、降圧作用の機序 神経終末内の小泡体膜のアミンポン ① 神経終末内の小泡体膜のアミンポン プと結 アミンポンプの機能 機能が プと結合し、アミンポンプの機能が障害 され、 と の再取り みを抑制 抑制する され、NAとDAの再取り込みを抑制する ② DAの再取り込みの阻害によりNAの合 の再取り みの阻害により の 阻害により 抑制する 成を抑制する 細胞質中のモノアミンは のモノアミンは主 ③ 細胞質中のモノアミンは主にMAOで で 加水分解される 加水分解される 最後には小泡体中の が枯渇される には小泡体中 ④最後には小泡体中のNAが枯渇される
５、血管拡張薬：ヒドララジン（肼 屈嗪）、ミノキシジル（米诺地尔） ６、Ca2+拮抗薬： ニフェジピン ７、利尿薬：サイアザイド類 ８、アンギオテンシンⅡの生合成抑 制薬： カプトプリル（卡托普 利）
பைடு நூலகம்
第二節 よく使われる抗高血圧薬 よく使われる抗高血圧薬
中枢ノルアドレナリン ノルアドレナリン作動性神 一 中枢ノルアドレナリン作動性神 経抑制
作用機序 ①交感神経の終末に取り込まれ、 膜安定化作用によりNAの放出を阻 害する ②アミンポンプを抑制し、NAの再 取り込みを抑制するので、NAが枯 渇される ③静注後一過性の昇圧作用はグア ネチジンと小泡中のNAとの入れ替 わり、NAの放出を促進することに よるものと考えられる 重症高血圧に応用される 主に重症高血圧に応用される
高血圧症：収縮期圧が 高血圧症 ：収縮期圧 が160mmHgを を こえ、 拡張期圧が こえ 、 拡張期圧 が 90mmHgをこえ をこえ 場合に 高血圧症と た 場合 に 高血圧症 と 呼 んでいるの 普通である が普通である 本態性高血圧：原因不明の 本態性高血圧：原因不明の高血圧 続発性高血圧：原因の判明してい 続発性高血圧：原因の判明してい る高血圧
クロニジン（ クロニジン（可乐定）
「作用」 作用」 １、降圧：経口投与後、末梢抵抗血管 の抵抗を減少し、心拍出量も減少さ れ、血圧を下降する。降圧の時、徐 脈を伴うことがある 静注すると一過性の血圧上昇が見ら れ、次に血圧下降になる ２、その他：鎮静、胃腸蠕動と分泌抑 制作用
[作用機序] 作用機序] ①中枢弧束核などのシナプス後膜α２ 受容体を刺激し、末梢交感神経の緊張 を減らす。 ②脳幹I１-イミダゾリン受容体を刺激 I してNAの放出を抑制し、血圧を下降 する ③末梢交感神経シナプス前膜のα２ 受 容体を刺激し、NAの放出を抑制する