当前位置:文档之家› 350PC_JPN_Help

350PC_JPN_Help

IMAGE MASTER 350PC Smart IMAGE MASTER 350PC

取扱説明書

Ver.3.2.00 2013/07/25

武蔵エンジニアリング株式会社

目次

1.システム構成 (3)

1.1.システム概要 (3)

1.2.システム接続 (4)

1.3.PC仕様 (7)

1.4.有効エリア (8)

2.操作概要 (9)

2.1.ログイン (9)

2.2.画面構成 (9)

2.3.画面メニュー (10)

2.4.システムステータス (11)

2.5.システム起動とシャットダウン (12)

3.カメラモニタリング (13)

3.1.ロボット操作 (13)

3.2.照明操作 (14)

3.3.メインモニタ (14)

3.4.撮像?イメージ保存 (15)

3.5.パターン保存 (15)

3.6.マップ生成(ワークイメージ生成) (16)

3.7.オートフォーカス機能 (17)

4.レシピを選択する (20)

4.1.レシピファイル管理 (20)

4.2.レシピリスト (20)

4.3.カレントレシピの設定手順 (21)

4.4.レシピの一括操作 (21)

4.5.複数レシピ実行 (22)

5.レシピを編集する (23)

5.1.レシピ構造 (23)

5.2.各種ボタン (24)

5.3.レシピの設定手順 (25)

5.4.塗布プログラム作成方法 (40)

5.5.エンコ対応Zならい、XYならい (43)

6.準備?調整 (48)

6.1.シリンジセットアップ (48)

6.2.ユーティリティ(単体)動作 (49)

6.3.トレース (51)

7.生産する (54)

7.1.生産情報 (54)

7.2.生産サイクル (55)

7.3.複数レシピ連続実行 (56)

8.各種パラメータを設定する(コンフィグレーション) (64)

8.1.セットアップ (65)

8.2.装置パラメータ① (67)

8.3.装置パラメータ② (71)

9.生産ログについて (76)

9.1.生産ログフォーマット (76)

10.エラーについて (77)

10.1.エラーの種類 (77)

10.2.非常停止と復旧 (81)

11.BSDライセンスについて (82)

1.システム構成

1.1.システム概要

開発元:武蔵エンジニアリング株式会社

装置名:位置補正機能付き卓上塗布システム「IMAGE MASTER 350PC Smart」(以下、350PC)

装置構成:350PC Smartは、以下の機器で構成されています。

画像処理:画像仕様:256階調グレイ画像、512*480pixel

ピクセル分解能: 3.7μm以下(装着レンズによる)

機能概要 : ①

大画面カメラモニタ

② カメラ画像の保存(.bmp ) ③ モニタ上での寸法計測

④ 連続撮像?画像合成による、ワーク全体画像生成 ⑤ 塗布デザインの可視化

⑥ 塗布プログラミングソフト「MuCAD Ⅳ」との連携操作 ⑦ 300レシピ保存可能、簡単レシピ生成 ⑧ 各種角度補正

⑨ 塗布結果のトレース

⑩ 塗布動作?塗布軌跡のカメラティーチング ? 生産サイクルの任意編集 ? 自動運転?高速塗布

? エンコ対応 3Dならい機能による、高さ追従塗布 ? 対話形式シリンジセットアップ操作

? プログラム処理見直しによるスピードアップ

1.2. システム接続 1.2.1.

装置接続(IM350PC Smart ) 【 構成機器の接続概略図 】

【 PC 接続 】

⑦ ④

③ ⑤

⑥ ⑨

【 VSU350SMART-BOX 背面 】

※ シグナルタワーはオプション選択時に付属します。

(オプション未選択の場合、コネクタは付属しますが、機能はありません。)

【 外部接続 】

以下の機器に、電源を接続してください。 ① 卓上型ロボット(SHOTMASTER DSS ) ② VSU350SMART-BOX ③ タッチパネルPC

④ ディスペンスコントローラー

1.2.2. 装置接続(IM350PC )

【 構成機器の接続概略図 】

カメラケーブル及びロボット通信ケーブルは、PC とShotMaster 間で直接接続します。 タッチパネル(モニタ)、マウス、キーボードはPC に接続します。

⑩ ①

④ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ③ ⑤ ② ?

【 PC 前面?背面 】

【 VSU350-BOX 背面 】

【外部接続】

以下の機器に、電源を接続してください。

①卓上型ロボット(SHOTMASTER)

②VSU350SMART-BOX

③PC

④タッチパネル(又はディスプレイ)

VSU350SMART-BOXに、以下のエア配管を行ってください。

①エア源(接続チューブ径:Φ6)

②エア排気EXH1/EXH2/EXH NC (接続チューブ径:Φ6)

※排気をシステム外に逃がす場合

1.3.

1.4. 有効エリア

有効エリアとは、カメラ、レーザー、ニードルの全てが届く範囲のことです。350PC のステージは、レーザーなし仕様と兼用になっています。レーザー付きの場合、ステージ左側のエリアが使用できません。

※ SMP-2、3、MPP-3などの大型吐出ヘッドや特殊な吐出ヘッドの場合は、有効エリアが変わります。

特殊な場合の有効エリアについては、弊社営業部までお問い合わせください。

2. 操作概要

2.1. ログイン

350PC 起動直後、ログインダイアログが表示されます(※1)。操作する人の権限、又は操作の内容により、以下2つのログインモードのいずれかを選択し、ログインします(パスワード設定に関しては、P.72 「8.3.5ログイン」を参照)。

※ 1 パラメータ設定により、「常時エンジニアモードで自動ログイン」することも可能です。 ※ 2 ただし設定により、「レシピ」画面のカレント選択機能のみ使用許可することも可能です。 ※ 3 任意の文字列に変更可能です(初期パスワードは「350」)。

※ 4 「コンフィグレーション」画面の「メンテナンス」のみアクセスできません。

(製造元エンジニア専用の機能(固有パラメータの設定)です。)

2.2. 画面構成

350PC 画面を構成する各エリアを以下に説明します。

2.3.画面メニュー

2.3.1.メニュー分類

2.3.2.画面切り替え

ベースバーボタンは以下の5種類です(画面上部の「ベースメニュー」に配置)。ベースバーは常時

サブ画面を含むいずれの画面からでも、メインモニタに切り替えることができます。

2.4. システムステータス

JOG バー下には、以下の3つのシステムステータスが表示されています。

:正常 :切断 :エラー

2.4.1.

ロボットの切断?再接続

350PC とMuCAD Ⅳ、両方同時にロボット接続はできません。MuCAD Ⅳでロボット通信する際は、350PC のロボット接続を切ってください。

ベースバーMuCAD ⅣボタンでMuCAD Ⅳを起動すると、自動でロボットとの接続が切れます(MuCAD Ⅳが既に立ち上がっている場合は、切断のみ)。 又、切断時、

をクリックするとロボットに再接続されます(

へ変化)。

MuCAD Ⅳでの塗布プログラム編集後、350PC 操作に戻る際には、再接続が必要です。

2.4.2.エラー確認

エラー発生時、をクリックすると、以下のダイアログが表示され、エラー内容を確認することができます。発生順にエラー履歴が追加されています。

[OK]をクリックするとダイアログが閉じ、エ

ラーが解除されていればに戻ります。

リミットエラーなどのロボットエラーの場合

は、[リセット]ボタンをクリックし、エラー解

除及び原点復帰を行ってください。

2.5.システム起動とシャットダウン

2.5.1.起動

350PCを起動する手順を以下に示します。

①吸着ステージ、ノズル吸引ユニットを使用する場合、VSU350SMART-BOX(VSU350-BOX)に

エア(AIR IN)が接続されていることを確認します。

②卓上型ロボット、VSU350SMART-BOX、PC、モニタ、(及び温調コントローラー)の電源コード

が接続されていることを確認します。

③卓上型ロボット及びVSU350SMART-BOXの電源スイッチをONにします。

④PC及びモニタの電源スイッチをONにします。

⑤温調ステージを使用する場合、温調コントローラーの電源をONにします。

⑥PCが起動したら、デスクトップ上の[350PC]アイコンをダブルクリックします。

⑦システム初期化が実行されます、スプラッシュ画面が消えると、起動は完了です。

⑧以下ログイン画面が表示されます、ログインモードを選択し、ログインしてください。

※ログインモードについては、P.10 「2.1 ログイン」をご参照ください。

ログインダイアログモード選択

2.5.2.シャットダウン

350PCを終了するには、ベースバーのボタンをクリックしてください。

又、システムは以下の手順でシャットダウンしてください。

①Windowsをシャットダウンします(シャットダウン完了後、PC電源OFF)。

②モニタの電源スイッチをOFFにします。

③卓上型ロボット及びVSU350SMART-BOX電源スイッチをOFFにします。

④温調ステージを使用した場合、温調コントローラーの電源をOFFにします。

3. カメラモニタリング

3.1. ロボット操作

画面右に表示されている[JOG バー]操作により、常時(自動運転中を除く)ロボット操作が可能です。

※ JOG/STEP モード切り替えと、速度/移動量の選択

JOG 操作には2種類の操作モードがあり、速度/移動量の切り替えができます。速度/移

動量は、「コンフィグレーション→装置パラメータ②→ShotMaster 」(P.68 「8.3.1」を参照)で設定しま

移動条件(JOG は速度、STEP は移動量)がJOG バー上部に表示されます。

ーザー値(高さセンサ)」及び 「JOG/STEP 移動条件」が表示更新されます。

動、「STEP 」モードでは、1クリックで規定量移動します。

の切り替えボタンです。※1 Z ます。ZJOG 操作などにより、カメラ焦点がずれた状態からの復旧に使用します。

「JOG 」モード時における、「速度」の切り替えボタンです。 ※1

スライダー又は、[+][-]ボタン

で、LED 光量レベルを操作します。→ P.15 「3.2 照明操作」 ランプ風の画像をクリックすることで、復旧操作などを行うことができます。

3.2. 照明操作

3.3. メインモニタ

任意の画面においてベースバー内のをクリックすると、メインモニタ画面に切り替えます。

切り替え後はメインモニタ内の[戻る]ボタンにより、直前の画面に戻ります。

【 メインモニタ画面の機能説明 】

① ⑩

※X幅、Y幅、任意線分の寸法計測ができます。使用中のカメラ(高倍率カメラ、低倍率カメラ[オプション]、及びマップ)に対応する分解能を参照して、実寸法を表示します。

(寸法計測イメージ)

3.4.撮像?イメージ保存

メインモニタ画面内[画像保存]ボタンをクリックすると、現在カメラモニタに表示中の画像を、ビットマップとして、名前を付けて保存することができます。以下の用途でご利用ください。

1. ワーク上の構造物の拡大写真

2. 塗布結果(良品、不具合事例、など)の記録

3.5.パターン保存

メインモニタ画面内[パターン保存]ボタンをクリックすると、画面内赤枠([枠]ボタンONにて表示)内の画像を、名前を付けて保存することができます。以下の用途でご利用ください。

1.アライメントマーク登録

2.NGマーク登録

赤枠の幅/高さの、ピクセル数及び実サイズがモニタ左に表示されます。又、値の入力指定も可能です

3.6. マップ生成(ワークイメージ生成)

マップ生成とは、ワーク(ステージ)を端から断片?連続的に順に撮像し、最後にマージ、全体イメージを生成する機能です。

?? ??

: : 連続撮像 マージ 全体イメージ生成 ①

3.7. オートフォーカス機能

オートフォーカス機能とは、カメラ焦点合わせを自動で行う機能です。

オートフォーカスボタンをクリックすると、カメラ(Z 軸)が上下動作し、オートフォーカスが実行され、焦点が合う位置でカメラが停止します。

オートフォーカスボタンは5つの部分に分かれていて、押す部分により、フォーカスするエリアを選べます。

画像の4分の1ごとにエリアを指定して、オートフォーカスを実行することができます。 フォーカスを合わせたい部分を絞り込む際に使用します。

① ② ③

? ?

? ?

サーチボタンを押すと、「選択フォーカス」画面へ移動します。

選択フォーカス画面では、下降動作をしながら、焦点位置のZ 座標を探すことができます。 検出動作完了後、検出された焦点位置(高さ)の画像を、モニタ上に並べて表示します。

その画像の中から、焦点位置(高さ)の画像を選択すると、カメラは指定の高さに移動し、画面はメインモニタ画面に戻ります。

④ ⑤

※オートフォーカスは、光量によりフォーカス位置がずれる場合があります。その時には、光量を調整し、再度、オートフォーカスを実行してください。

相关主题
文本预览
相关文档 最新文档