罗生门 日语 读后感
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黒泽明の映画ってなんかとっつきにくい印象があって、意図的に见るのを避けてきたけど、それが食わず嫌いだってことがはっきりした1本。原作は芥川龙之介の『薮の中』と『罗生门』から。盗贼・多嚢丸と多嚢丸に强奸された女、死体で発见された女の夫、の3人をめぐって物语はすすんでいく。
ある杣(そま) 売りが山中で男の刺杀死体を発见、検非违使に通报したところ、犯人である盗贼の多嚢丸・三船敏郎が捕缚される。その后、杀された男の妻で、多嚢丸に强奸された女・京マチ子を诠议し、その证言が得られるが、まったくふたりの证言が一致しない。しからば、と霊媒师を使って刺杀された男・森雅之の证言を闻き出すが、これもふたりの证言と异なる。だれがいったい真実を语り、だれがうその证言をしているのか。そのうそはなんのためなのか――。雨の罗生门で、旅法师とふたりで悩む第一発见者。
ところが、第一発见者はことの次第を一部始终目撃しており、3人ともがおのおのじぶんに都合のよい证言をしていたことがわかる。三船敏郎はじぶんがいかに男らしく戦ったかを强调、京マチ子はじぶんの贞淑さを强调、森雅之はじぶんに非がなく、妻がいかに冷たい仕打ちをしたか、とそれぞれ强调して话を作っていたのだ。実际は、京マチ子が「どちらか胜者のものになる」とふたりにけしかけ、へっぴり腰なふたりが斩り合いの末、ほうほうの体で三船敏郎が森雅之をやみくもに斩ったのだ。第一発见者は人间など信じられないと悩むが、そこで登场した男に「おまえだってその死んだ男の所持品を盗んだのではないか。だからほんとうのことを検非违使に申告できないのだろう」とつっこまれてしまう。
人间心理の描写、宫川一夫のカメラワーク、精悍な三船敏郎、物语のテンポとどれをとっても一级品な映画。これを食わず嫌いで见なかったのはいままでもったいないことをしたもんだ。でも、ラストの妙にヒューマンな心温まるエピソードは蛇足に感じられた。