日语台词

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和你说话,不管你说的多慢我都会听,你走路的话,不管多慢,我都会和你一起走,现在,我可能不太可靠,但是总有一天,我会变得对你有用的,即使不能像以前那样,我也要将这种心情传达给你,我不认为我们是两个世界的人,我,我也许……喜欢你……也许……也许喜欢你……可能……
俺の今の気持ち、言っていいか?ずっと先のことなんて、わかんない。けど、今の気持ちなら、100%嘘が无いって、自信持って言える。俺、お前が话すなら、どんなにゆっくりでもちゃんと闻く。电话で话せないなら、こうやって直接会いに来る。俺イルカじゃないし、お前もイルカじゃないし。お前が歩くなら、どんなにゆっくりでも、一绪に歩く。今は、頼りにならないかもしれないけど、いつか、お前の役に立ちたい。昔みたいにいかなくても、そういう気持ちでつながっているから、住む世界が违うとは思わない。

俺、お前のこと…好き…なの…好きなのかも…多分。

——————麻生遥斗



第一次认识到,被别人需要才能够感觉到自己活着!!!
第一次意识到,手放到胸口才能够感觉到自己活着!!!
第一次感觉到,泪流到嘴里才能够感觉到自己活着!!!
用力呼吸,用力活着,活着真好!!!


“我想造出时间机器回到过去,如果没有这病,我还可以去好好谈一场恋爱,可是现在却……不由得感到无比地孤独”

タイムマシンを作って过去に戻りたい こんな病気でなかったら 恋だって出来るでしょうに 谁かにすがりつきたくてたまらないのです


我的人生正如未开的花蕾,在这青春的开始,不留下后悔好好珍惜

『花ならつぼみの私の人生 この青春の始まりを 悔いのないように大切にしたい』




我会加油的,所以会没事的

私顽张るから。だから大丈夫だよ。



亚也:妈妈,在我内心之中,有一个一直相信我的妈妈存在。今后也请你多多照顾了,总是让你担心,对不起了。

お母さん 私の心の中にいつも 私を信じてくれているお母さんがいる これからもよろしくお愿いします 心配ばかりかけちゃってごめんね


看着和昨天一样的景色,走着和昨天一样的道路,但是我的世界却完全改变了,一定再也 不能那样笑了,到昨天为止的我,已经再也找不到了

昨日と同じ景色を见て、昨日と同じ道を歩いているのに、私の世界はまるで変わってしまった。きっともうあんな风には笑えない。昨日までの私は、もうどこにもいない.


结束了,感觉一生只有一次的暑假结束了

终わっ

た。人生に一度の夏休みが终わったような気がした。』


后悔,可悲,自己痛苦就可以了,还要麻烦周围的人

悔しくて 情けなかった 自分ひとりで 苦しめばいいのに 否応なしに回りの人までひっぱりこんでしまう


我已经不说什么想回到从前之类的话,认清现在的自己,好好活下去

もう あの日に帰りたいなんていいません 今の自分を认めて生きていきます


所以,我坚决不会离开,这样,将来有一天一定...

だから 私は绝対に逃げたりはしない そうすれば きっといつか


3楼
2009-2-20 23:55 回复


喵猫喵22

即便轮椅开始进入了生活,朋友却依然是朋友,朋友真好,永远都想和他们在一块儿

车椅子を使う生活になっても、友达は全然変わらない。友达っていいな。いつまでも一绪にいたい。


得病并不是不幸,只是有一点不方便而已


喜欢在体育馆里回响着的球声,下课后安静的教室,窗外能看到的风景,铺着木板的地板,生活知道教室里的对话,这些我都喜欢,也许会给大家添麻烦,也许对我没有任何好处
体育馆に响く、ボールの音が好き。放课后の、静まり返った教室も。窓から见える风景も。床のきしむ廊下も。ホームルーム前のおしゃべりも。みんな好き。迷惑をかけるだけかもしれない。何の役にも立てないかもしれない。



即便如此,我还是想待在这里,因为这是属于我的地方。

それでも わたしはここにいたい だってここが わたしのいる场所だから

我能毕业吗?

私卒业できるのかな。


我真的很害怕,离开学校后,那时侯,我的人生就好象结束了

私…ほんとは怖いんだ。この学校辞めたら、その时点で、私の人生、何かが终わっちゃうような気がして。」


爸爸,我喜欢专心做豆腐的爸爸,喜欢自信说起要做出全世界最好吃豆腐的爸爸,妈妈,我也喜欢做保健员的妈妈,24小时为大家考虑着,让大家恢复笑脸,我好喜欢这样的妈妈,亚湖,弘还有理加我都喜欢,你们把这样的我依旧当姐姐看待,我喜欢这个家,所以,因为有大家,所以我去哪里都没有关系,我要去残疾人学校
私、お豆腐一筋のお父さんが好き。世界一美味い豆腐を作るっていって、自信持って言えるお父さんが好き。保健师のお母さんも好き。24时间町のみんなのこと考えて、人の喜ぶ颜を生きがいにしてる、そんなお母さんが大好き。亜湖もヒロも理加も、みーんな好き。こんな私のことお姉ちゃんって立ててくれるんだもん。私、この家族が大好き。だから

、みんながいるから、私どこに行っても平気だと思う。私、养护学校に行くね。





离毕业典礼还有4天,大家似乎在为我折一只只纸鹤,我要把大家努力为我折纸鹤的身影,深深地印在脑海中。即使分别,也永远不会忘记。可是,我真希望他们对我说:亚也,别走。
『终业式まであと4日。みんなが私の为に千羽鹤を折ってくれているようだ。一生悬命折ってくれている姿をまぶたの裏に焼き付けておこう。たとえ别れても、决して忘れないために。でもーーー。「亜也ちゃん、行かないで」と言って欲しかった。』

我和麻生也已经是两个世界的人了吧?

麻生君とは、もう、住む世界が违っちゃったのかも。


《晨曦之光》
这所学校的大门前,立有一堵墙。
在这堵墙上能看见逐渐泛白的晨曦之光。
这是一堵曾经令我看着叹气的墙壁。
这堵墙,就是我自身的残疾。
即使是声嘶力竭的哭喊也不会消失。
但是,这阳光不也照射到这堵墙上了吗?
既然那样,即使是我,
似乎也能找到光芒。
去把它找出来吧。

『朝の光』
この学校の玄関前に
壁が立っている
その壁の上に朝の光が白んで见える
いつかは 见上げて
そっとため息をついた壁だ
この壁は 私自身の障害
泣こうがわめこうが 消えることはない
けれど この阳のあたる瞬间が
この壁にもあったじゃないか
だったらわたしにだって
见つけ出そう
见つけに行こう




停下脚步,活在当下,就算即将失去放弃的梦想,让谁接着做又有什么不好呢?

足を止めて、今を生きよう。いつか失ったとしても、谛めた梦は、谁かにゆだねたっていいじゃないか。




人不该活在过去,只要做现在力所能及的事情就好了

人は过去に生きるものにあらず 今できることをやればいいのです



《痛苦的彼岸》
每个人都有痛苦,
但是,当超越痛苦后,一定会有一种满足感。
体育运动,学习,磨练,人生等等都是如此。
只要超越了痛苦,在对岸就会有彩虹般的幸福等待着我们。
这肯定会成为一种财富。坚信它吧。
『苦しみの向こう』
人はみな苦しいのです
でもきっと苦しみの后で
その満足感が与えられる
スポーツだって勉强だって试练だって
人生だってみんなみんなそう
苦しんで苦しみ抜けば
その向こうには
虹色の幸せが待っている
それはきっと宝になるはず
そう信じよう


《一步一个脚印》
如果感到自己的存在即将消失的时候


那就去寻找一个能够发挥自己个性的地方吧。
不慌不忙地,认认真真地。
不要着急,不要贪心,不要放弃,
因为大家都是一步一个脚印地向前走的。

『一歩一歩』
自分という存在が消えそうになったら
自分の个性を生かせる所を探そう
これからゆっくりじっくりと
あせるな
よくばるな
あきらめるな
みんな一歩ずつ
歩いてるんだから





不管多么微不足道的事也好,我想要对他人有所帮助

どんな小さな事でもいいから、人の役に立ちたいと思っていた。





妈妈……我可以结婚吗?……我就知道……但是,就算这样,总有一天,想在鲜花的簇拥下安静地沉睡下去

「お母さん?お父さん?先生?私、结婚出来る?そうだよね。でも、それでも、いつか、いつかがきたら、お花いっぱいに囲まれて、眠り続けたい。」
1. 东京爱情故事(东京ラブストーリー)

こんにちはカンチ。こんばんわかな?これからカンチにお别れを言おうと思い ます。
ちょっと悲しいけど、でも悲しいだけでもありません。
いずれにしても、カン チと同じ季节に同じ道を歩けたことを、爱してやみません。 カンチ?
今がいとしいよ、カンチとお别れする今この时を、やっぱりいとしく 思えるから、あたしのこれからはきっと大丈夫って思えます。カンチと出会えて、ち ょっと人生得したかなっ。
サヨナラは言いません、约束もしません。でもまた会えるよね?

訳文:
你好,完治。该是说晚安了吧。我这就要和你道别了。心里有些痛苦,但也不全是悲伤。不管怎样,能和完治在相同的季节漫步在相同的街道上,是多么令人眷恋啊.........。现在也是啊, 和 完治分别的这个时候, 还是会念念不忘, 所以我想我的将来一定会没事的. 能遇见完治你, 也许是我人生的财富.

不说再见, 也不承诺什么. 可是我们还能再见面吗?

赤名利香


2.魔女的条件(魔女の条件)

これをあなたが読む时は、あたしはこの世にいないかもしれません。でも、お愿 いだから、あたしの后を追うようなばかなまねはしないで。だって、自由の国は死んでしまったら行けないんだから。「自由」と言う字はどう书くか、思い出してみて。自らがいる理由って书くのよ。自分が生きている喜びや意思を主张することを、自由 って言うんじゃないかな。だから、何があっても生き続けなきゃ、意味がないの。どんなに辛くても苦しくても、たとえ転んでも、生き続けなきゃ。

訳文:

当你看到这封信

时,或许我已不在这个世上。但是,求求你。别做傻事步我后尘而来。因为人死了的话,就到不了自由的国度了。请看看"自由"这个字是怎么写的吧。就是写成自已存在的理由的哦 , 宣告自己活着的喜悦以及意愿,这也许就是所谓的自由吧。因此无论发生什么,都要坚持活下去才是生活的意义.不管有多么辛苦, 就算是摔倒了也要继续活下去 .


3. 美丽人生

ねぇ、修二、この世は奇丽だったよ。 たかさ100センチから见る世界は奇丽だ ったよ。 あなたと逢ってラストなんヶ月かで、あたしの人生は星屑をまいだように辉 いたんだ。

訳文:

修二, 这个世界真的好美丽,这是从一百厘米的轮椅高处看见的美丽世界呀。遇见你后我所度过的最后几个月,我的人生就象是星尘般地闪耀.


4. 冰之世界

苦しくない、もう苦しくない。そうか、死ぬって、こういうことなのか、人间は 死の间际、それまでの人生を走马灯のように思い返すというけど、本当だ。これってまるで、俺の伝记映画だ。 あの女と出逢わなければ、こんな死に方はしなかったか もしれない...だけど...俺は后悔しない、彼女と出逢ったことを待ってくれ、もう 少しだけ见させてくれ...俺の人生に何か起ったのか...

訳文:

不苦了,我已不觉得苦了,所谓的死,也就是这么回事吧。人将死时,,听说会走马灯似地回顾过去的人生,确实如此。这简直就象是我的自传电影,如果不是遇见了那个女孩,也许我就不是这样的死了,但是我不会后悔,后悔和她相遇这件事,可否再等等,再让我多看一会儿......看看我的人生究竟发生了什么事。


5. 野猪大改造

今、手をつないでいるその人に出会えたのは、キセキのような、かくりつです。 光の中に出ても、その手をはなすことのないように

能遇见现在和你牵手的那个人的概率几乎是奇迹,所以即使回到了明亮的世界, 请一定不要松开彼此的手.


6. 探侦学园Q

事実はすべて真実を语ってるわけではない。事件を解决するのも大切かもしれませんけど、その裏に隠された事実を见抜くことも探侦の大切な役目と思う。だからこそ、人を救うことができるじゃないかなあ。甘っちょろいって思われるかもしれないけど、仆は信じたいんだ。この人もちゃんと血が通ってる。だから、人の痛みとか苦しみとかそういう感じる心を持ってる。

事实并不能完全代表真相。解决问题也许很重要,但我想侦探的重要使命也是能洞察案件背后隐所藏的事实。正因为如此,我们才能拯救别人。也许你们会认为我说的话太天

真,但是我愿意相信。这个人也是有血有肉的人, 因此她有一颗能够感受到他人痛楚和苦难之心。


7. 花ざかりのキミ

佐野泉: 努力はきっと报われる。后は自分を信じるだけ。

芦屋瑞稀: 死んじゃうよ。そうやって、大切なものをあきらめてたらどんどん自分が消えてなくなっちゃうぜ。自分にうそをついて生きるっていうのはさあ、寂しいよ。苦しいよ。

校长: ここで何かを得た子もそうでなかった子もいろんな花を咲かせそうね。どうか、その子たちの育て方を间违えないようにしてください。

译文:

佐野泉: 努力一定有回报。余下的只有相信自己。

芦屋瑞稀: 你这样会死的。放弃最为重要的东西,渐渐地就会失去自己。对自己撒谎的 活法,是寂寞, 痛苦的呀。

校长: 这里有很多象花朵般绽放青春的孩子, 有学到了点东西的孩子也有学不成什么的孩子。请一定不要弄错教育孩子的方法

明里:ねぇ、秒速5センチなんだって。
隆贵:えっ、なに?
明里:桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。
隆贵:ん~。明里、そういうことよく知ってるよね。
明里:ねぇ、なんだか、まるで雪みたいじゃない?
隆贵:そうかなぁ? ね~、待ってよ! 明里!
明里:隆贵くん、来年も一绪に桜、见れるといいね。

明里からの手纸
明里:远野隆贵様へ。大変ご无沙汰しております。こちらの夏も暑いけれど、东京に比べればずっと过ごしやすいです。でも今にして思えば、私は东京のあの蒸し暑い夏も好きでした。溶けてしまいそうに热いアスファルトも、阳炎のむこうの高层ビルも、デパートや地下鉄の寒いくらいの冷房も。私たちが最后に会ったのは、小学校の卒业式でしたから、あれからもう半年です。ねぇ、隆贵くん、あたしのこと、覚えていますか?

明里:前略隆贵くんへ。お返事ありがとう。うれしかったです。もうすっかり秋ですね。こちらは红叶がきれいです。今年最初のセーターをおととい私は出しました。

先辈:远野くん。
隆贵:先辈。
先辈:なに?ラブレター?
隆贵:违いますよ。
先辈:ごめんね、全部お愿いしちゃって。
隆贵:いえ、すぐ终わりましたから。
先辈:ありがとう。ねぇ、転校しちゃうって本当?
隆贵:はい、三学期一杯です。
先辈:どこ?
隆贵:鹿児岛です。亲の都合で。
先辈:そうか。寂しくなるなぁ。

明里:最近は部活で朝が早いので、今この手纸は电车で书いています。この前、髪を切りました。耳が

出るくらい短くしちゃったから、もし会っても私って分からないかも知れませんね。

隆贵の母:ただいま。
隆贵:おかえり。


明里:隆贵くんも、少しずつ変わっていくのでしょうね。

明里:拝启。寒い日が続きますが、お元気ですか。こちらはもう何度か雪が降りました。私はその度にものすごい重装备で学校に通っています。东京は雪はまだだよね。引っ越してきてからもつい癖で、东京の分の天気予报まで见てしまいます。

チームメート:雨でも降らねえかなぁ。
チームメート:でも屋内でもきついぜ。
隆贵:なぁ、栃木って、行ったことあるか?
チームメート:はっ? どこ?
隆贵:栃木。
チームメート2人:ない。
隆贵:どうやって行くのかな。
チームメート:さぁ。新干线とか?
隆贵:远いよな。
部长:一年。
みんな:はい!
部长:ラスト半周!

明里:今度は隆贵くんの転校が决まったということ、惊きました。お互いに昔から転校には惯れているわけですが、それにしても鹿児岛だなんて…。 今度はちょっと远いよね。いざという时に、电车に乗って会いに行けるような距离がなくなってしまうのは、やっぱり少し…ちょっと寂しいです。どうかどうか、隆贵くんが元気でいますように。

明里:前略。隆贵くんへ。3月4日の约束、とてもうれしいです。会うのはもう一年ぶりですね。なんだか紧张してしまいます。うちの近くに大きな桜の木があって、春にはそこでも多分、花びらが秒速5センチで地上に降っています。隆贵くんと一绪に春もやって来てくれればいいのに、って思います。

チームメート:远野、部活行こうぜ。
隆贵:ああ。あのさ、俺今日ちょっと、部活だめなんだ。
チームメート:引っ越しの准备か?
隆贵:そんなとこ。悪いな。

明里:私の駅まで来てくれるのはとても助かるのですけれど、远いのでどうか気をつけて来て下さい。约束の夜7时に、駅の待合室で待っています。

隆贵の旅
隆贵:明里との约束の当日は、昼过ぎから雪になった。

明里:ね、隆贵くん。ネコ、チョビだ。
隆贵:こいつ、いつもここにいるね。
明里:でも今日は独りみたい。ミミはどうしたの?独りじゃ寂しいよね。


隆贵:あの本、どう?
明里:なかなか。昨日一晩で40亿年分読んじゃった。
隆贵:どの辺り?
明里:アノマロカリスが出てくる辺り。
二人:カンブリア纪!
明里:あたしハルキゲニアが好きだな。こんなの。

隆贵:まぁ、似てるかも。
明里:隆贵くんは何が?
隆贵:オパビニアかな。
明里:あぁ、目が5つある人だよね。

隆贵:仆と明里は精神的にどこかよく似ていたと思う。仆が东京に転校してきた一年后に明里が同じクラスに転校してきた。まだ体が小さく病気がちだった仆らは、グラウンドよりは図书馆が好きで、だから仆たちはごく自然に仲良くなり、そのせいでチームメートから、からかわれることもあったけれど、でもお互いがいれば不思议にそういうことはあまり怖くはなかった。仆たちはいずれ同じ中学校に通い、この先もずっと一绪だと、どうしてだろう、そう思っていた。

放送:新宿、新宿、终点です。お降りのお客様は…。

隆贵:新宿駅に独りで来たのは初めてで、これから乗る路线も、仆には全て初めてだった。ドキドキしていた。これから仆は、明里に会うんだ。

放送:まもなく、武蔵浦和、武蔵浦和に到着いたします。次の武蔵浦和では、快速列车の待ち合わせのため、この列车は4分ほど停车します。与野本町、大宫までお急ぎの方は…

明里:あの、篠原と申しますけど、あの、隆贵くんいらっしゃいますか。
隆贵の母:明里ちゃんよ。
隆贵:えっ、転校? 西中はどうすんだ?せっかく受かったのに…
明里:栃木の公立に手続きするって。ごめんね…
隆贵:いや、明里が谢ることないけど…
明里:葛饰のおばさんちから通いたいって言ったんだけど、もっと大きくなってからじゃないと、ダメだって…
隆贵:分かった。もういいよ。もういい…
明里:ごめん…

隆贵:耳が痛くなるくらい押し当てた受话器越しに、明里が伤つくのが手に取るように分かった。でも、どうしようもなかった。

列车の遅れ、焦り、不安
隆贵:乗り换えのターミナル駅は帰宅を始めた人々で込み合っていて、谁の靴も雪の水を吸ってぐっしょりと濡れていて、空気は雪の日の都市独特の匂いに満ちて、冷たかった。

放送:お客様にお知らせいたします。宇都宫线、小山、宇都宫方面行き列车は、ただいま雪のため、到着が10分ほど遅れております。お急ぎのところ、お客様に大変ご迷惑をおかけいたします…。

隆贵:その瞬间まで、仆は电车が遅れるなんていう可能性を、考えもしなかった。不安が急に大きくなった。

放送:ただいまこの电车は雪のため10分ほど遅れて运行しております。お急ぎのところ、列车遅れておりますこと、お诧びいたします。

隆贵

:大宫駅を过ぎてしばらくすると、风景からはあっという间に建物が少なくなった。

放送:次は、久喜、久喜。到着が大変遅れましたこと、お诧び申し上げます。东武伊势崎线にお乗り换えの方は、5番出口にお回り下さい。后続列车が遅れているため、この列车は当駅にて10分ほど停车します。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ち下さいますよう、お愿いいたします。

男性:(寒さで列车のドアを闭める)
隆贵:すみません。

放送:后続列车が遅れているため、この列车は当駅で10分ほど停车します。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらく…

放送:野木、野木。お客様にお断りとお诧びを申し上げます。后続列车遅延のため、この列车は当駅でしばらくの间停车します。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ち下さいますよう、お愿いいたします。

隆贵:駅と駅との间は、信じられないくらい离れていて、电车が一駅ごとに信じられないくらい长い间停车した。窓の外の见たこともないような雪の荒野も、ジワジワと流れていく时间も、痛いような空腹も、仆をますます心细くさせていった。约束の时间を过ぎて、今顷明里はきっと不安になり始めていると思う。あの日、あの电话の日、仆よりもずっと大きな不安を抱えているはずの明里に対して、优しい言叶をかけることができなかった自分が、ひどく耻ずかしかった。

明里:じゃあ、今日で、さよならだね。

隆贵:明里からの最初の手纸が届いたのは、それから半年后。中一の夏だった。彼女からの文面は全て覚えた。约束の今日まで二周间かけて、仆は明里に渡すための手纸を书いた。明里に伝えなければいけないこと、闻いて欲しいことが、本当に仆にはたくさんあった。

放送:大変お待たせいたしました。まもなく宇都宫行き、発车いたします。小山、小山。东北新干线を乗り换えの方は… 东北新干线下り盛冈方面を乗り换えの方は1番线、上り东京方面を乗り换えの方は5番线へお回り下さい…

放送2:お客様にお知らせいたします。ただいま両毛线は、雪のため、大幅な遅れをもって运転しております。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしております。列车到着まで今しばらくお待ち下さい。次の上り…

隆贵:とにかく、明里の待つ駅に向かうしかなかった。

放送:8番线、足利前桥方面、高崎行き上り电车が参ります。危ないの

で…

放送:お客様にご案内いたします。ただいま、降雪によるダイヤの乱れのため、少々停车いたします。お急ぎのところ大変恐缩ですが、现在のところ、复旧のめどは立っておりません。缲り返します。ただいま、降雪によるダイヤの乱れのため、少々停车いたします。お急ぎのところ大変恐缩ですが、现在のところ、复旧のめどは立っておりません。

明里:隆贵くん、お元気ですか? 部活で朝が早いので、この手纸は电车で书いています。

隆贵:手纸から想像する明里はなぜか、いつも独りだった。电车はそれから结局、2时间も何も无い荒野で停まり続けた。たった1分がものすごく长く感じられ、时间ははっきりとした悪意を持って、仆の上をゆっくりと流れていった。仆はきつく歯を食いしばり、ただとにかく泣かないように耐えているしかなかった。明里…どうか…もう…家に…帰っていてくれればいいのに。

明里との再会
放送:3番线、足利前桥方面、高崎行き电车が到着いたします。この电车は雪のため、しばらく停车します。

隆贵:明里…

隆贵:おいしい。
明里:そう? 普通の焙じ茶だよ。
隆贵:焙じ茶? 初めて饮んだ。
明里:うそ。绝対饮んだことあるよ。
隆贵:そうかな。
明里:そうだよ。それからこれ、私が作ったから味の保障はないんだけど、よかったら食べて。

隆贵:ありがとう。お腹すいてたんだ、すごく。
明里:どうかな?
隆贵:今まで食べた物の中で、一番おいしい。
明里:大げさだなぁ。
隆贵:本当だよ。
明里:きっとお腹すいてたからよ。
隆贵:そうかな。
明里:そうよ。あたしも食べようと。うふ。
明里:引っ越し、もうすぐだよね。
隆贵:ん、来周。
明里:鹿児岛かぁ。
隆贵:远いんだ。栃木も远かったけどね。
明里:帰れなくなっちゃったもんね。
駅员:そろそろ闭めますよ。もう电车もないですし。

隆贵:はい。
駅员:こんな雪ですから、お気をつけて。
二人:はい。

駅を出て
明里:见える、あの木?
隆贵:手纸の木?
明里:ん、桜の木。ねぇ、まるで雪みたいじゃない?
隆贵:そうだね。

隆贵:その瞬间、永远とか、心とか、魂とかいうものがどこにあるのか分かった気がした。13年间生きてきたことすべてを分かち合えたように仆は思い、それから次の瞬间、たまらなく悲しくなった。明里のそのぬくもりを、その魂を、どのように扱えばいいのか、どこに持っていけばいいのか

。それが仆には分からなかったからだ。仆たちはこの先もずっと一绪にいることはできないと、はっきりと分かった。仆たちの前には未だ巨大すぎる人生が、茫漠とした时间が、どうしようもなく横たわっていた。でも、仆をとらえたその不安は、やがて缓やかに溶けていき、あとには、明里の柔らかな唇だけが残っていた。その夜、仆たちは畑の脇にあった小さな纳屋で过ごした。古い毛布に包まり、长い时间话し続けて、いつの间にか眠っていた。朝、动き始めた电车に乗って仆は明里と别れた。

明里:あの…隆贵くん。隆贵くんは、きっとこの先は大丈夫だと思う!绝対!
隆贵:ありがとう。明里も元気で!手纸书くよ!电话も!

隆贵:明里への手纸をなくしてしまったことを、仆は明里に言わなかった。あのキスの前と后とでは、世界のなにもかもが変わってしまったような気がしたからだ。彼女を守れるだけ力が欲しいと、强く思った。それだけを考えながら、仆はいつまでも、窓の外の景色を见続けていた。
知っでる
樱(さくら)の花(はな)のおちるスピ--ド
秒速(びょうそく)5(ご)セソチメ--トル
どれほどの速さ(はやさ)で生(い)きれば、
きみにまた会(あ)えるのか。
翻译:
知道吗
樱花落下的速度是
秒速五厘米
我要以怎样的速度生存下去
才能与你再度相会呢?




明里: ね、秒速(びょうそく)五(ご)センチなんだって
贵树: え、何(なに)?
明里: 桜(さくら)の花(はな)の落(お)ちるのスピード、秒速(びょうそく)五(ご)センチメートル
贵树: ん~、明里(あきり)こういうことよく知(し)ってるよね
明里: ね、何(し)だかまるで雪(ゆき)みたいじゃない
贵树: そうかな、ね~~待(ま)ってよ。明里(あきり)!
明里: 贵树(きひろ)君(くん)、来年(らいねん)も一绪(いっしょ)に桜(さくら)见(み)れるといいね

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