文语「こそ」と口语「こそ」との対比

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2011年大四期末论文——古典语法

文語「こそ」と口語「こそ」との対比

1065407009 付丽

係り結びというのは古典文法の特有な関係である。しかし現代語には既に無くなった。しかしながら、「こそ」という係助詞は日本語の変遷の中に生き残られていて、口語の助詞として一定の役割を果たしている。本文は文語と口語との二つの「こそ」を別々に分析し、中の類似性と相違性を明らかにしたい。

一、文語「こそ」

「こそ」は、係助詞として、固有の形式がある。基本的に、「こそ+已然形」で係り結びの関係を形成し、強調の意味を表す。具体的にいえば、主に以下の数種類がある。ここに例を挙げて説明する。

1、ある内容を強く指示する働きである。

「あらたまの年の三年を待ちわびてただ今宵こそ新枕すれ」

『伊勢物語』第三十六段

この句の末には「す」の已然形「すれ」がついている。全体の意味は「あらたまの年の三年というものを待ちくたびれてちょうど今夜新しい夫と枕を交わすところなのです」①である。ここの「こそ」は「今宵」を強調し、憎みの意味も含まれている。これは係助詞としてもっとも基本的な用法である。

2、強調逆接表現の働きである。

「こそ+已然形」が文中の中に来る場合、已然形の部分で終始することではなく、また他の文に続いていく時、「こそ」は「けれども」や「のに」などを翻訳することが多い。

「植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらむ花こそ散らめ根さへ枯れめや」

『伊勢物語』第五十一段

「散らめ」は、動詞「散り」の未然形「散ら」の後ろに「む」の已然形「め」がついていく形である。つまり、「こそ」と共に係り結びを形成する。しかし結びの後に文が付いていくため、「こそ」は逆接の意味が強い。ですからこの和歌の意味は、「心を籠めて植えるならば、秋という季節のない時は咲くこともないでしょうが、花は散っても根までも枯れることがありましょうか」②である。ここに「こそ」は「~ても」の意味である。

3、「もこそ」の形で心配の気持ちを表す。

「も+こそ+已然形」の形は、「そうなっては困る」という不安の気持ちを表す。

「(逃がした雀を)からすなどもこそみつくれ」

『源氏物語』①石田穣二訳注『新版伊勢物語』、角川ソフィア文庫、平成18年6月25日、四十版発行、P182。

この句の意味は、「(逃がした雀を)からすなどが見つけたら大変だ」①である。

4、「未然形+ば+こそ」

この形は二つの意味を示している。一つは仮定条件を強調する意を表す。

「げにそこよりと言はばこそ、かたくなはしく見苦しからめ」

『蜻蛉日記・中』

もう一つは強い否定の意を表す。「絶対ない」という意味である。

「新宮熊野の地へ敵に足を踏ませばこそ」

『義経記・三』5、結びの省略。

「こそ」の後についていくはずの活用語が省略される場合がある。省いた活用語は「あれ」、「あらめ」、「言はめ」などがある。

「ひとりありかむ身は、心すべきことにこそ」

『徒然草』

「こそ」の後は「あり」の已然形「あれ」が付いていくはずであるが、ここに省略する。「あれ」を補助すると、全句の意味は、「一人歩きをする身としては、用心しなければならないことである」②である。

また、文末に体言、或いは「体言+よ」がきて、結びである断定の助動詞が省略される場合もある。

「是こそ都より流されたりし俊寛よ」

『平家物語』

ここに断定の助動詞「なり」の已然形「なれ」が省略される。

6、結びの消去。

一般には、「こそ」の後に活用語の已然形が付いていく。しかし、活用語があっても文が終わらず、さらに下の語に続く場合もある。このとき、係り結びは成立しない。

「(馬・牛)つなぎ苦しむるこそいたましけれど、なくてかなはぬものなれば、いかがはせむ。」

『徒然草』

ここの「いたましけれ」は、形容詞「いたまし」の已然形「いたましけれ」である。前の「こそ」と共に係り結びになるはずであったが、実にはそうではない。下の助詞「ど」に続くために已然形になるからである。つまり、結びが消去されている。

7、「こそ」は人名などに付けて、親愛の意を添える。

「人名+こそ」の形は、呼びかけに用い、親しい関係を示している。ただし、ここの「こそ」は係助詞ではなく、呼びかけの接尾語である。

①中村菊一著『基礎からわかる古典文法』、日栄社、平成21年5月20日、192版発行、P194。

「忠こそ五になる年の三月に」

『宇津保物語・忠こそ』二、口語「こそ」

現代語の「こそ」は、体言や用言、副詞、一部の助詞などの単語の後についていく。例えば、「これこそ」、「あってこそ」、「怒りこそすれ」、「今度こそ」などがそれである。口語の「こそ」は主に以下の用法がある。

1、主題を提示し、強調する。

「こそ」の作用は基本的にいえば「は」と同じでありながら、「は」より提示の働きが強い。例:

①これこそ僕の買いたいものだ。

②このような環境の中でこそ健全な精神が育てられる。

2、逆接表現の働きである。

「こそ」の後ろに「が」や「けれども」などが続いていく。逆接の意味を含まれている。例:

①体こそ大丈夫ではないが、仕事にはなかなか精を出している。

②このキュウリは形こそ悪いけれど、味は良い。

3、否定の意を表す。

これは文語形式の残りだと認識されている。「こそ」の後にはいつも用言の仮定形につく。主に「こそすれ~ない」、「こそなれ~ない」と「こそあれ~ない」三つのパタンがある。意味はだいたい「そうする(なる・ある)が、けっして~ない」に相当する。例:

①感謝こそすれ、怒ることはなかろう。

②新しい技術をとりいれれば、コストは低くこそなれ、高くなることはない。

③その時私は不愉快でこそあれ、ちっとも楽しくなんかなかった。

4、物事の条件や原因を強調する。

「こそ」は「て」、「から」、「ば」についていく時、「こういう事情があるので」の意を表す。ただし、「ば」についていく場合、前の動詞は必ず仮定形である。例:

①地方の力があってこそ、国もしっかりする。

②君のことを思えばこそ注意しているのだ。

③家族が健康でいるからこそ、こうしてみんなで旅行もできるのだ。

5、完全否定の意を表す。

「こそ」は「ば」につく場合、もし前の動詞は未然形であったら、「ぜんぜん」の意味を示されている。例:

①情け容赦もあらばこそ

以上の分析に基づいて、二つの「こそ」を対比すると、その類似性と相違性が明らかにする。

類似性:

①両方の意味には基本的に強調の意を表す。

②両方とも逆接表現の働きがあり、否定の意味もある。

③「こそ」は「ば」につく場合、両方の活用語の活用形は違うが、意味の方が大体同じ

である。

相違性:

①文語の方は、結びの省略と消去はともかく、一般的に形式上、係り結びの関係がある。

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