童谣和儿歌
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1、うさぎとかめ
きらきら、きらきら、おひさまはかがやいていいおてんきです。
あちらのやまもこちらのやまもまぶしくならんています。
かめがさんぽにでました、うさぎもさんぽんにでました。
“やあ、こんにちは”
“こんにちは”
ふたりはのはらでであいました。うさぎがじまんをはじめました。“ぼくははやいよ!かめさんがどんなにいそいでも、ぼくにはかてないよ。”
かめはさびしくなりました。やすまずはしればまけるものかとおもいました。
“では、うさぎさん、かけっこしよう、よし、むこうのやまのてっぺんまでだ、ようい、どん!”
かめとうさぎはかけはじめました。うさぎはすなぼこりをまきあげて、ぴょんぴょんぴょんぴょん走りました。
かめはくびをふりふり、すたこらせっせ、すたこらせっせとはしりました。うさぎはとちゅうでふりむきました。かめがのそのそ、のそのそとおくのほうからあるいてくるのがちいさくみえます。どんなにかめがいそいでもとてもぼくにはかてるものか。ここらでひるねでもしてやすもう。うさぎはくさはらに、ごろりっと、よこになりました。まもなくいびきをたてはじめました。
ぐうぐう、、、ぐうぐう、、、ぐうぐうぐう、まったくいいおてんきで
す。やまのきつねもたぬきもふたりのきょうそうをみにきました。かめはやすまずにいそぎました。
あせをながしていそぎました。すたこらせっせ、すたこらさ、すたこらせっせ、すたこらさ、うさぎはようやくめをさましました。うしろをみると、かめはいません。まえをみると、あったいへん、かめはやまのてっぺんにつくところです。うさぎはあわてました、走りました。けれども、まにあいません。ついにかめにまけました。きみがゆだんをするからだ、たぬきもきつねもわらいました。
2、かえるのおいしゃ
けろけろ、けろけろ、かえるがうたっていました。よくばりかえるです。たんぼのすみでうたいながらかんがえていました。おかねもちになるほうほうはないかしら。ようやくかんがえつきました。よし、よし、おいしゃさまにばけて、くすりをうりつけよう。かえるはうたをやめて、くさのはをもみはじめました。さらさら、さらさら、あおいはをもんで、あおいしるをつくりました。さらさら、さらさら、あかいはをもんであかいしるをつくりました。さらさら、さらさらきいろいはをもんで、きいろいしるをつくりました。しるをびんにいれてかついでまちへでてかけました。まちへはいるとおおごえをだしました。カエルノオイシャ、カエルノオイシャデゴザイマス、、、、ワタシノクスリハセカイイチ。どんなびょうきもすぐなおる。うまもうしもはっしてきました。ねこもいぬもかけてきました。からすもとんびもとんとんできました。みんなそろってかえ
るをとりまきました。かえるのおいしゃはむねをそらして、いばりながらいいました。さあ、かいなさい、かいなさい、このくすりをつければどんなびょうきもぴったりとなおるよ。すると、きつねがわらいながらいいました。かえるさん、じぶんのせなかのいぼだらけのびょうきをなおしてからじまんをしなさい。かえるは、あ、っとせなかのいぼをおさえてにげだしました。そのうしろでうまがわらいました。うまもわらいました。ねこもいぬもわらいました。かえるはみんなのわらいごえにふきとばされるようにとおくへち
いさくなってにげていきました。
3、ありとはと
チョコチョコ、チョコチョコ、ありがさんぽんにでました。おひさまがかんかんとてっている。あついおひるです。のどがかわいたなあ、、、ありはどてのうえから。おがわのふちへおりてきました。おがわはさらさらさらさら。とまわりやまやいわをうつくしくうつして、ながれていました。ありはあしをふんばって、おがわのみずをおいしそうにのみはじめました。あっ!くびをのばしすぎたのか。おがわのなかへころがりおちました。たすけて、たすけて、ありのさけびごえがくるくる、くるくると、おしながされていきました。ありはろっぽんのあしをみずぐるまのようにふりまわしてもがき
ました。きしへおよぎつこうとあせりました。けれどもだめです。ながれははやく、おしりもむねもいまはしずみかかってきました。ちからいっぱいあたまをあげたままながされていきました。たすけ
て、たすけて、そのこえをはとがききました。はとはきのうえからおがわをみおろしました。いっぴきのありがういたりしずんだりしておしながされていきます。これはたいへん、はとはおおいそぎであしもとのきのはをくわえてとびだしました。ながれてくるありのまえにひらひらとおとしました。ありはむちゅうになってきのはにしがみつくとそのうえにはいあがりました。はとさん、ありがとう、ありがとう。おれいをいいながら、ようやくきのはをきしにつけてはいあがりました。ありはしばらくきのしたで、じっとやすんでいました。がさがさ、がさがさ。いきなりだれかのあしおとがしました。ふみつぶされてはたいへんです。ありがあわててみあげると、ひとりのおとこがてっぽうをもって、こちらへきます。きのうえをみながら、そっとちかよってきました。りょうしだなあ、なにをみつけたのかな。ありはこうおもって、りょうしがみつめているきのうえをみあげました。あっ、はとさんがねらわれている。りょうしははとをうとうと、ねらっているのでした。ありはおどろきました。はとさん、あぶなーい、にげなさーい。おおごえでさけびましたが、たかいきのうえのはとにはきこえません。りょうしはかためをつむるとてっぽうをかたにあてました。はとにねらいをつけました。ありはあわててちかよると、りょうしのあしにかけあがりました。りょうしはいまにもはとをうちおとそうと、ひきがねをこうとしています。それよりはやく、ありはくいつきました。りょうしのあしにちからいっぱいくいつきました。あ!いたたたた!ずどーん!りょ
うしがいたむあしをもちあげたひょうしに、たまはとびだしました。ねらいはそれて、はとのめのまえのきのはがぱっととびちりました。はとはおどろきました。つかまっていたえだをけってとびあがりました。みればりょうしがうらめしそうにこちらをにらんでいます。そのあしもとにはいっぴきのありがしっかりとくいついています。さっきたすけたありです。ありさん、ありがとう。はとはこういってもりのおくににげていきました。ひきんかをかそえてよろこんでいるおじいさんがいました。おじいさんはまんかをかめにつめて、にはのあんずのきのしたにうめてきました。
4、かねもちじいさん
「ちゃりん、ちゃりん。」きんかをかぞえて、よろこんでいるおじ
いさんがいました。おじいさんはきんかをかめにつめて、ぬまのあんずのきのしたにうめておきました。「ちゃりん、ちゃりん。」ひるきてかぞえました。
「ちゃりん、ちゃりん。」よるきてかぞえました。「ちゃりん、ちゃりん。」きんかがふえるたびにおじいさんはにこにこがおです。あ
んずのきのしたで、しばらくきんかをなでています。そっとかめにふたをしてこそこそといえへもっどっていきます。あのおじいさんはまいにちきのしたをほってわらっているが、なにをしているんだろう。あるひ、ひとりのどろぼうがふしぎにおもって、いえのかげからのぞいていました。おじいさんはそれをしりません。きのしたでいつものように、きんかをかぞえはじめました。かぞえおわると